

ある駅員さんとの出会い
祖父と一緒に出かけるのが大好きだった子どもの頃の私。あれは電車に乗って京都へ桜を見に行ったときのこと。電車の乗り換えがわからず、駅員さんに尋ねました。丁寧に教えてくれた後、その駅員さんは私と祖父の前で何かを書いて、すばやく手渡しました。それは今聞いた乗り換えの方法がわかりやすく書かれたもの。祖父が読みやすいように大きな字で、小学一年生だった私にも読めるように、漢字にはふりがなをつけて。おかげで私と祖父は乗り換えに迷うことなく、無事に京都の桜を楽しめました。大きくなったら駅員さんになりたいと思った、最初のきっかけです。

契約社員から正社員へ
JR西日本の駅スタッフになるのは、子どもの頃からの夢でした。その念願が叶って当社に入社後は、改札や窓口での業務に従事。駅スタッフの仕事は多岐に渡ります。きっぷの販売や乗り換え案内などのほか、お客様の旅行プランの相談に乗ったり、異常時にはその対応にあたったり。心がけているのは分かりやすい説明です。この駅を利用してくださったお客様が、また笑顔で戻ってきてほしい。そんな想いで業務に取り組みつつ、勉強を続けて正社員採用試験にもチャレンジ。無事に合格を果たせたのも、幅広い知識が身につく当社の教育制度のおかげだと思います。

夢はこれからも広がり続けます
正社員になったときに、まず思いました。「これで目標に近づけた」と。当時の私の目標は車掌になること。最初は憧れからでしたが、駅でお客様と接しているうちに、「このお客様がもし電車内でお困りになったときに、私でお力になれないだろうか」、「この笑顔を電車に乗られた後でも見届けたい」と強く考えるようになったのです。その気持ちを胸にいっそう精進。試験にも合格し、今は車掌としてのデビューを控えています。社内の通信教育や社員同士の交流会により、さらに知識の幅が広がってきた現在、「運転士になる」という次なる目標も生まれました。

09:00
- 勤務開始 (制服に着替える等の準備を済ませておく)
09:30
- 窓口業務 (その他、案内放送や締切業務なども担当)
22:00
- ホーム清掃、夜間巡回など (11:00、17:00、21:00より各1時間の休憩あり)
01:00
- 仮眠
06:00
- 窓口業務
09:30
- 勤務終了
