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事故などの発生状況

鉄道運転事故

2019年度は、鉄道運転事故が47件発生しました。

さまざまな安全重点施策の結果、2015年度以降、会社発足以来最少レベルで推移しており、取り組みの実効性は高まりつつあります。

今後も、2005年4月に惹き起こした福知山線列車事故の反省に基づき、鉄道の安全性向上に不断の努力を積み重ねていきます。

鉄道運転事故件数のグラフ
鉄道運転事故・・・省令に定められた列車衝突事故などの事故
鉄道運転事故・・・省令に定められた列車衝突事故などの事故
列車事故 列車衝突事故、列車脱線事故および列車火災事故
踏切障害事故 踏切道において、列車または車両が道路を通行する人または車両などと衝突し、または接触した事故
鉄道人身障害事故 列車または車両の運転により、人の死傷を生じた事故
鉄道物損事故 列車または車両の運転により、500万円以上の物損を生じた事故
芸備線 東城〜備後八幡駅間 列車脱線事故

輸送障害

輸送障害の件数は、近年の異常気象などによる自然災害や、少しでも異常があると感じた際に「迷わず列車を止める」取り組みの浸透などから増加傾向にあり、2019年度は1,187件発生しました。

今後も安全安定輸送の確立に向け、さまざまな対策を講じていきます。

輸送障害件数のグラフ
鉄道運転事故・・・省令に定められた列車衝突事故などの事故
輸送障害・・・列車に運休または30分以上の遅延が生じたもの
部内原因 車両など設備の故障、社員の取り扱い誤りなどが原因のもの
部外原因 列車妨害、踏切支障(踏切無謀横断など)、線路内支障(線路内立ち入りなど)などが原因のもの
災害原因 降雨、強風、地震などの自然災害が原因のもの
紀勢線 御坊駅構内 車両脱線

安全報告

2019年度は社員から約12,200件の安全報告がありました。そのうち、部内要因(人的要素)に関係する報告は約3,400件で、内訳は以下のとおりです。

安全報告内訳のグラフ

インシデント

インシデントとは、鉄道運転事故が発生する恐れがあると認められる事態のことで、2019年度は4件発生しました。

発生日 発生箇所 種別 概況 対策
2019年
4月13日(土)
東海道線
京都貨物駅構内
輸送障害
(線閉扱い誤り)
作業責任者は、軌陸車を載線する線路閉鎖が着手されたものと錯誤し、業務用通路から軌陸車を載線したところ、貨物列車が進来し、業務用通路の外方に停止した。 ・軌陸車を使用する工事における載線箇所等の計画書への記載および現地での載線指示の徹底
・運転手続きに係る伝達で使用する用語の標準化
・確認会話の重要性の理解向上
2019年
4月14日(日)
紀勢線
御坊駅構内
輸送障害
(車両脱線)
前述のとおり
2019年
9月9日(月)
芸備線
矢神〜野馳駅間
輸送障害
(踏切保安設備支障)
運転士は、八鳥踏切通過時に遮断棒が降下していないことを認め、直ちに非常ブレーキを使用し、同踏切を行き過ぎ停止した。原因については、線路内の雑草により軌道回路の短絡不良が発生したため。 ・当該軌道回路のレール研磨
・周辺区間の雑草の除去
・定期的な巡回により雑草の状況確認を実施
2019年
12月25日(水)
山陽線
岩国駅構内
輸送障害
(踏切保安設備作業)
信号通信指令員は、踏切の集中監視装置にて、北麻里布第1踏切の異常を確認後、現地に係員を派遣し、調査したところ、踏切が動作していない状態で列車が通過したことが判明した。原因については、同踏切の設計段階において結線図の不備があったため。 ・当該踏切の結線変更
・審査担当者への教育内容の見直し
・踏切標準結線図の見直し
・踏切結線図チェック表の見直し

死亡にいたる労働災害発生件数の推移

死亡にいたる労働災害発生件数の推移のグラフ

労働災害発生率の推移

  2015 2016 2017 2018 2019
度数率(災害発生の頻度) 0.992 0.914 0.906 0.945 0.746
強度率(災害の重さの程度) 0.017 0.011 0.011 0.007 0.008

※休業30日以上のものを対象とする

※度数率 100万延労働時間当たりの労働災害による死傷者をもって災害の頻度を表した指標

※強度率 100万延労働時間当たりの労働損失日数をもって災害の重篤度を表した指標

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鉄道事業
(安全の取り組み)