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地域との共生

基本的な考え方

 JR西日本グループは、鉄道を基軸に社会インフラを担う企業グループとして、地域の皆様と連携し、当社グループが一体となって、誰もが訪れたくなるまち、誰もが住みたくなるまちと沿線をつくるさまざまな取り組みを進めることを通じて、地域の社会、経済の持続的な発展に寄与し、「人々が出会い、笑顔が生まれる、安全で豊かな社会」づくりに貢献していきます。

新幹線を基軸とした広域鉄道ネットワークの磨き上げ

 訪れたい、住みたいまちづくりと新たな価値創造により、ご利用拡大をめざすとともに、新幹線を基軸とした広域鉄道ネットワークの強みをさらに磨き上げ、安全で快適な移動空間を提供します。

  • 「N700S」車両の増備による山陽新幹線の利便性向上 
  • 北陸新幹線敦賀開業に向けた「W7」車両の増備
  • チケットレスサービスの拡充や、アプリを用いたデジタル接点の充実・魅力向上を通じたお客様の利便性向上

関西都市圏ブランドの確立

 当社最大のターミナル大阪駅を起点とした「駅からはじまるまちづくり」を環境変化に対応しながら推進するとともに、大阪・関西万博を契機に、関西都市圏の鉄道ネットワークの利便性を向上し、関西エリアの発展に貢献します。

関西都市圏ブランドの確立イメージ図

西日本各エリアの魅力創出

 西日本の各エリアで、鉄道事業と創造事業、地域が一体となったコンテンツ整備とプロモーション展開により、広域観光エリアを磨き上げるとともに、地方中核都市を中心としたまちづくりにより、西日本各エリアの魅力を創出し、交流・関係人口の拡大に取り組みます。

せとうちパレットプロジェクト

せとうちパレットプロジェクト

 広域周遊ルートの構成と地域の産業や文化を活かしたコンテンツ整備により、訪れるたびに新たな魅力を発見できるような重層的なエリアを創出し、瀬戸内を多くのお客様が繰り返し訪れる一大周遊エリアにすることをめざしています。

【主な取り組み】

  • 広域周遊の拠点と滞在施設の整備による魅力向上
  • 拠点駅と観光地を結び、魅力的な旅のみちを創る観光列車の運行
  • 「世界随一の多島美」の観光資源としての磨き上げ:
    瀬戸内の多島美を巡る航路の活用・開発を通じて、鉄道とクルーズ船を組み合わせた新しい広域周遊ルートを構築しています。
  • SETOUCHI GLAMPING
    (せとうちグランピング)
  • SEA SPICA
    (シースピカ)
  • et SETOra
    (エトセトラ)

地域ビジネスの展開

地域の新たな産業振興、雇用創出 〜陸上養殖事業〜

 当社グループは、地域において新たな産業を振興して雇用を創出し、活性化に貢献することを目指しています。この一環として、2017年6月から陸上養殖事業に取り組んできました。陸上養殖は適正な管理下で安全・安心かつ安定した品質の水産物を育てることが可能であり、また天候・自然災害の影響や乱獲により天然資源が減少する中、未来に向けた持続的な生産に資する手法です。現在は、鳥取県の「お嬢サバ」や「クラウンサーモン」をはじめとした水産物を展開しています。

 陸上養殖自体の普及は道半ばで、育てられた水産物の認知度も低いため、当社の基準に適う陸上養殖の水産物について、「PROFISHプロフィッシュ プレミアムオーガニックフィッシュ」という認証ブランドを定め、生産管理方法の高度化・標準化を図っています。これによる水産物を広く認知・普及させ、業界のさらなる拡大と地域の産業振興、雇用創出に貢献していきます。

社会変容に対応した新しいライフスタイル「鉄道のある暮らし」の提案

 新型コロナウイルス感染症による社会の変化の中で、テレワークの普及など働き方を含めた暮らし方が多様化しており、これらの状況から、多拠点居住、ワーケーションなどの新たなライフスタイルが注目されています。
 この変化に対し、居住地にとらわれない複数の拠点を持つ暮らしや、都市圏に仕事を持ちながらの地方暮らしといった暮らし方や働き方に応じて、移動と働く場を一体としたサービスを提供し、「鉄道のある暮らし」を提案していきます。

ワークプレイスネットワークの構築

 拠点駅のセンターオフィスを核とし、シェアオフィスやブース型、ホテル空室などの活用、さらには他社施設との連携など、さまざまなワークプレイスを展開するとともに、鉄道と組み合わせ、移動と働く場を一体としたサービスを提供します。
 2021年度に大阪、新大阪、三ノ宮など、約40カ所で試行実施し、ご利用状況などを踏まえ、本格展開を検討します。

ワークプレイスネットワークイメージ図

「JR西日本×住まい・ワーケーションサブスク」実証実験の実施

 住まいのサブスクリプションを提供する株式会社アドレスおよび株式会社KabuK Style と業務提携し、住まいのサブスクに鉄道の往復きっぷなどの商品を付加したサービスを、2020年秋より実証実験として開始しています。関係人口にかかわる新たな市場の創造を目指すとともに、分散型社会の実現および地方創生の取り組みを支援していきます。

社会貢献活動

地域とともに生きる企業として、地域イベントへの参加や安全教室など地域に根ざした活動を行うとともに、地域が抱える課題の解決に貢献する取り組みにも力を入れています。

  • 【地域×安全】
    大規模地震の発生、大津波警報の発表の想定で、お客様の人命を最優先に考え避難誘導できるよう、近隣にお住まいの方々、学校・企業の方々に乗客役としてご参加いただき、津波避難訓練を実施しています。
  • 【地域×安全】
    踏切でのルールやマナーについて、知って、守っていただくことで踏切事故を未然に防ぐことを目的に、幼稚園などで踏切安全教室を開催しています。
  • 【地域×環境】
    公益社団法人京都モデルフォレスト協会・京都府と協定を結び、森林を守り育てる活動の一環として「Club J-WESTの森」森づくりイベントを開催し、森林整備や自然観察を行っています。
  • 【地域×環境】
    岡山商工会議所主催の旭川一斉清掃への参加やホテル周辺の清掃など、地域の環境改善活動にも積極的に参画しています。(ホテルグランヴィア岡山)
  • 【地域×文化】
    鉄道少年団
    少年少女の公徳心を高めるとともに、互いに助け合う心を養い、進んで奉仕する健全な心身を育てることを目的に、鉄道の理解を深める活動や社会貢献活動など、さまざまな活動を行っています。
  • 【地域×文化】
    連携協定を締結している福知山公立大学と、2018年から、駅や乗務員区などの職場見学に加え、電車旅のモデルコースを考える課題などに取り組む「地域キャリア実習」を実施し、地域振興や地域人材の育成などの取り組みを進めています。
  • 【その他】
    地域の皆さまとの交流を通じて鉄道ファンになっていただくきっかけづくりとして、鳥取大学医学部附属病院小児病棟とオンラインで結び、お子様たちに駅や車内の様子、運転士の仕事風景などを配信する取り組みを実施しています。
  • 【その他】
    「東日本大震災に対する復興支援」
    JR西日本グループは、津波により稲作が困難になった農地で綿(コットン)を栽培、紡績、商品化、販売までを一貫して行う「東北コットンプロジェクト」を応援しています。2018年度まで、毎年収穫祭にも参加していました。

事故を踏まえての地域社会のお役に立つ取り組み

 お客様のかけがえのない尊い命をお預かりしている企業として、重大な事故を惹き起こしたことの反省の上に立ち、「安全で安心できる社会づくり」の一端を担いたいとの思いから、2009年4月にJR西日本あんしん社会財団を設立しました(2010年1月より公益財団法人として活動)。
 設立以来、事故や災害などで被害に遭われた方々のグリーフケアなど心身のケアにかかわる事業や、地域社会の安全構築にかかわる事業など、設立の趣旨を踏まえた取り組みを行っております。詳しくは、JR西日本あんしん社会財団のホームページをご覧ください。

主催事業

 多様な観点から「いのち」を取り上げ、自らを見つめる機会提供を目的とした「いのちのセミナー」を、さまざまな分野で活躍する講師を招へいし、実施しています。
 設立10年を機に実施した事業のうち、好評だった小・中学生対象の「いのち」の作文・俳句コンクールを2020年度も実施しました。今後も継続し、作文を通じ、「いのち」の大切さを考えていただくとともに、優秀作品について世の中に伝えていきます。

助成事業

 事故・自然災害や不測の事態に対する備えやその後のケアなど、「安全で安心できる社会づくり」に向け活動する団体や研究を対象に、公募助成を行っています。また、地域で行われている救命処置の普及活動を支援するため、AED訓練器を助成しているほか、「いのちの電話」など実績のある団体にも助成を行っています。

鉄道以外での安全の取り組み

 安全に関し、グループ会社、取引先様と一体となって取り組みを推進しているのは、鉄道だけではありません。「食の安全」をはじめ、お客様や地域の皆様の安全を脅かすリスクの低減を最優先課題として取り組みを進めています。

@食の安全

 当社は、2005年11月から「食のプロジェクト」を立ち上げ、現在に至るまで、社外の取引先様の力、知恵を借りながら、グループ一体となって「食の安全」に取り組んできました。

品質管理の取り組み
品質管理部門の設置やガイドラインの策定などの体制整備、内部監査などのバックアップだけでなく、実際に食品を提供する従事者の方の意識と協力が不可欠です。法令改正など、社会情勢に対応しつつ、基礎的な衛生管理を愚直に実施しています。

「食の安全」勉強会

「食の安全」勉強会

「食の安全」勉強会

山陽SC開発(株)は、岡山エリアを中心に、岡山一番街、さんすて岡山・倉敷・福山の各ショッピングセンター(SC)を運営しています。厨房設備を持つ飲食店舗に対して、建物オーナーの立場から、定期的な監査の実施、日常の店舗点検時における指導、店長やスタッフ向けの勉強会の開催などに取り組み、おいしい「食」の提供の大前提である「安全」について高いレベルを保持しています。

取引先様のHACCP※認証を支援

当社が定める独自の「食の安全ガイドライン」において、「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の進め方の手引書」を新たに追加し、HACCP導入に至る経緯、概要、各社で取組むべき内容とその方法、記録帳票類等について周知しています(2020年4月改正、施行)。また、HACCPに関するグループ会社向けの研修(専門講座)を開催しています。

  • HACCP:Hazard Analysis and Critical Control Point
    食品等の事業者が食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を把握した上で、それらを除去または低減させるための衛生管理手法。国連食糧農業機関と世界保健機関の合同機関である食品規格委員会から発表され、国際的に使用されている。

品質表示に関する研修、資格取得の促進
当社グループのホテルカンパニー、物販飲食カンパニー、SCカンパニーにおける食の安全に関わる担当者に加え、駅弁を製造しているパートナー会社の担当者も対象に、食品表示や品質管理、HACCPなどの知識・技能を向上させる研修を行っています。 あわせてスタッフの食品表示検定の資格取得を進めています。

品質表示に関する研修課題

(株)ジェイアール西日本フードサービスネットでは、店舗のパート社員に対する教育ツールとして「Food Safety News〜食の安全情報〜」を月一回発行しています。この他eラーニングを活用した教育も試行導入し、スタッフの食品衛生に関する理解度の向上を図っています。食品表示検定については、全従業員を対象にセミナーを開催し取得を推進してきたことにより、資格取得者が在籍社員の約20%を占めています。

“PROFISH プレミアムオーガニックフィッシュ”

PROFISH

 当社グループは、地域において新たな産業を振興して雇用を創出し、活性化に貢献することを目指しています。この一環として、選び抜いた稚魚や水、餌を使って、適正な管理下で持続的に育てられる陸上養殖により、 生産履歴の管理や各種検査を行い、安心・安全が担保された魚を提供しています。鳥取生まれの「お嬢サバ」をはじめとした各地の水産物を「PREMIUM」の「PR」、「ORGANIC」の「O」、「FISH」を組合せ、選び抜かれた(PRO(プロ))魚であることから「プロフィッシュ」と名付け、より安心な食を持続的に提供しています。
詳細はPROFISHのページをご覧ください。

食品安全関連のイニシアチブ、協会等への参加
当社グループでは加工食品の安心安全なご提供に向け、品質管理機能の維持・向上のため、情報収集などを目的に、イニシアチブ、協会へ所属しております。以下に一例を記載いたします。

  • 一般社団法人日本フードサービス協会(株式会社ジェイアール西日本フードサービスネット)
    食の安全・安心への対応や外食産業に携わる人々への教育をはじめとした企業各社のサポート、食育、環境問題への対応、雇用の創出など、さまざまな貢献活動に積極的に取り組んでいます。
  • 尼崎市食品衛生協会(JR西日本不動産開発(株))

関連部署に所属する社員全員の食品衛生責任者の資格取得や、テナント支援に必要な『食の安全』に関わる基礎的な知識の習得に取り組んでいます。

各種認証取得や表彰
食の安全に関わる取り組みについて、当社グループでは地域認証を取得したり、各種表彰を受けています。以下に一例を記載いたします。

地域認証 表彰
ホテルグランヴィア大阪 大阪市
環境衛生・食品衛生関係施設優秀標認定
-
ホテルグランヴィア岡山 日本食品衛生協会
食の安心・安全 五つ星事業認定(毎年更新)
岡山市保健所長表彰
食品衛生優良施設
ホテルグランヴィア広島 - 従業員の表彰2件(厚生労働大臣、食品衛生協会)
※施設表彰無し
ホテルグランヴィア和歌山 食品衛生協会
食の安全・安心・五つ星店認定(更新)
和歌山県
食品衛生管理認定制度レベル3(更新)
-
ホテルグランヴィア尼崎 兵庫県
食品認証(ひょうご推奨ブランド)
-
天王寺ミオ内 全店舗 大阪市
食品衛生関係施設優秀標認定
-

Aアルコールに関する取り組み

アルコールがもたらすさまざまな悪影響(急性アルコール中毒、アルコール依存症、健康被害、社会的弊害)を認識し、その悪影響の予防・低減の必要性から、以下の取り組みを推進しています。

飲酒運転の根絶

ホテルグランヴィア京都内レストランと飲酒運転根絶宣言店登録証の写真

ホテル内のレストランにおいて、自治体等と連携した飲酒運転防止の啓発を行っています。

未成年者へ酒類・たばこを販売しない取り組み

未成年者へ酒類・たばこを販売しない取り組み

(株)ジェイアール西日本デイリーサービスネットでは駅構内の店舗において、酒類・たばこの販売時におけるお客さまの年齢確認やスタッフへの研修を通じて、(株)セブン-イレブン・ジャパンと連動した未成年者へ酒類・たばこを販売しない取り組みを推進しています。

飲酒に起因する暴力行為の防止

飲酒に起因する暴力行為の防止

飲酒の機会が増える年末年始期に、各鉄道事業者が連携して、飲酒に起因する暴力行為防止を呼びかけるポスターを駅構内や列車内に掲出しています。暴力行為件数の減少を図り、お客様に、より安全に、安心して鉄道をご利用いただける環境を実現していくことを目的としています。

駅構内や列車内での広告掲載基準

駅構内や、列車内の広告については、アルコールがもたらす悪影響への認識に基づき、(株)JR西日本コミュニケーションズが所属する公益社団法人日本鉄道広告協会(会長:新井 良亮、近畿・中国・北陸支部長:野中 雅志((株)JR西日本コミュニケーションズ社長))の掲出基準 、独自に定めた「意匠審査ガイドライン」、「未成年者の飲酒防止に関する表示基準(国税庁告示)」、飲酒に関する連絡協議会の「酒類の広告・宣伝及び酒類容器の表示に関する自主基準」を遵守しています。

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