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経営方針

社長メッセージ

株主の皆様へ

西日本旅客鉄道株式会社 代表取締役社長 長谷川 一明

平素は、JR西日本グループの事業運営にご理解を賜り、厚く御礼申しあげます。

当社グループは、2005年4月25日に福知山線列車事故を惹き起こした責任を重く受け止め、基幹事業である鉄道の安全を最重要課題とし、「JR西日本グループ中期経営計画2022」(「中計2022」)とその中核をなす「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2022」に掲げる各施策を着実に推進してまいりました。

当社グループを取り巻く経営環境は、新型コロナウイルス感染症の拡大と影響の長期化により、かつてない厳しい局面に直面しています。2021年度は、中計2022の見直しに掲げる「変革・復興期(第T期)」の2年目として、今後の基盤を築く重要な年度と位置付け、緊急的なコスト削減に加え、生産性の向上や列車ダイヤの適正化等の構造改革を進めました。また、地域共生の深耕、社会行動変容に対応したライフスタイルの提案等の新たな価値創造や変化対応力の向上に向けたデジタル戦略の推進等に取り組んでまいりました。

中計2022の最終年度となる今年度においても依然として新型コロナウイルス感染症の影響が続くことが予想されますが、安全性向上等の取り組みを力強く推進するとともに、変化対応力の向上に向け、迅速・果断な意思決定、業務執行を可能とする組織と仕組みの構築をはじめとする企業改革に集中的に取り組んでまいります。

これらにより、次期中期経営計画期間でもある「変革・復興期(第U期)」における成果の創出につなげ、当社グループの中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。また、厳しい経営環境においても、当社グループの存在意義、変わらぬ価値観を改めて確認し、大阪・関西万博の開催といった機会も活かし、地域と共に成長し続け、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

株主の皆様への還元につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により2期連続の赤字決算となったものの、長期安定的な株主還元を重視する方針も踏まえ、期末配当金については1株当たり50円とし、年間100円とさせていただきたく存じます。

株主の皆様におかれましては、当社グループの置かれた状況をご理解いただきますとともに、引き続きご支援賜りますよう、お願い申しあげます。

2022年6月 代表取締役社長長谷川 一明

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