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JR西日本

MOVE 6

『大阪・関西万博』で体験したテクノロジーで実現する
ウェルネスの未来

大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」体験イメージ

「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、
2025年4月から10月にかけて開催中の『大阪・関西万博』。
「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」では、
万博の開催都市である大阪が「REBORN」をテーマに、
未来のヘルスケアの可能性などに関するさまざまな体験コンテンツや展示を提供しています。


JR西日本グループはこのなかの目玉コンテンツの一つ、
25年後の自分のアバターに出会える「リボーン体験ルート」において、
その作成の大元となる健康データを測定する「カラダ測定ポッド」に協賛をしています。


25年後の自分に出会うとは、果たしてどんな体験なのでしょうか?
そしてJR西日本グループがそこに協賛している理由とは?
メディア編集者二名が体験しました。

20代と30代、ライフステージも異なる
二人の編集者が体験

「健康についてすごく意識しているわけではないけど、睡眠や食事には気を付けたいなと思うようになってきた」と語るのは、RIDE inc.で編集者を務める所美夢さん。対して、フリーランス編集者の原里実さんは、「出産を経て、肌質や髪質の変化が気になるように。健康のためにもう少しからだを動かさないと、と思いながら、リモートワークなどもあり思うようにできていないのが悩み」と言います。
日頃からメディア編集者として世の中のカルチャーやライフスタイル、テクノロジーなどさまざまな情報に触れているふたりは、「カラダ測定ポッド」での体験をどのように感じるのでしょうか?

編集者・所美夢さん、原里実さん プロフィール画像

所美夢さん (右)

学生時代からファッションマガジン『Uni-Share』の編集部員として活動し、現在はRIDE inc.で編集者を務める。社会人2年目の23歳。
https://rmd.co.jp/

原里実さん (左)

フリーランス編集者として、ウェブメディア「CINRA」をはじめ、カルチャーやライフスタイルからビジネスまで幅広い情報発信に携わる。プライベートでは1児の母の34歳。
https://www.cinra.net/

「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」外観 「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」外観

提供:(公社)大阪パビリオン

暮らしのすぐそばにある「駅」だからこそ、
もっとできることがあるのでは?

その名の通り「Nest=鳥の巣」をイメージさせる、特徴的な外観の「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」。足を踏み入れると迎えてくれるのは、「カラダはひとつ。ミライはむげん。」のキャッチコピーです。

そもそも、なぜJR西日本グループが「カラダ測定ポッド」に協賛したのか。鉄道事業を中心としたグループのイメージからは、少し離れているように感じる方も多いかもしれません。

JR西日本グループは、単なる移動の結節点としてだけではない「駅」の可能性について考えています。例えば、自宅や勤務先の最寄り駅の中で送迎がしやすい保育所・託児施設や、インターネットで注文した商品が駅のロッカーで受け取れたり、行政サービスが駅で受けられたりするなど、暮らしが便利になるよう駅は進化してきました。

暮らしのすぐそばにある「駅」だからこそ、暮らしをもっと豊かに、便利にできる可能性を秘めているはず。さらに現在、「心身ともにできるだけ長く健康でいること」は暮らしの豊かさに直結する、誰しもにとって身近な課題です。そのため、駅を通じて利用者の方々の「ウェルネス」に貢献することは、JR西日本グループが考える豊かな未来の実現において重要なテーマの一つとなっているのです。

「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」キャッチコピー「カラダはひとつ。ミライはむげん。」
「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」リボーン体験ルートへの入口「リボーンゲート」 「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」リボーン体験ルートへの入口「リボーンゲート」

「カラダ測定ポッド」はそんな思いを、地元大阪で開催される『大阪・関西万博』を機に具現化したもの。JR西日本グループは、「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」でのポッドの協賛のほか、『大阪・関西万博』の公式ライセンス商品を販売する会場内オフィシャルストアの出店も行っています。

「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」リボーン体験ルート受付 「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」リボーン体験ルート受付

ゲートをくぐり、「リボーン体験ルート」へ。この奥に「カラダ測定ポッド」が並んでいます

「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」専用アプリ画面

まるでゲーム感覚!
7領域の健康データを約6分間で計測

「カラダ測定ポッド」での体験は、専用のアプリを使って行います。アプリで生年月日などの情報を入力し、2次元コードを生成。受付でコードを読み込んで「リボーンバンド」を受け取ったら、ポッドにかざして、体験スタートです。

ポッドでは、心血管、筋骨格、肌、髪、脳、視覚、歯に関する全7領域の健康データを、約6分間で計測します。画面の指示に従って、顔の肌がよく見えるよう髪を上げたり、歯を見せたり、簡単なクイズに答えたりしていると、あっという間に計測終了。最後に、7つの領域それぞれの状態がAからEの5段階で評価され、総合評価として「カラダ測定年齢」が表示されます。

「カラダ測定ポッド」には、ヘルスケア領域を専門とする日本の大手企業をはじめ、AIを使用した画像解析技術やアプリ開発、空間デザインなどの専門領域に特化した中小企業やスタートアップなど、細部にわたって数多の企業の技術とノウハウが結集しています。

測定結果は、ポッドの中で見るだけではなく、専用アプリでいつでも振り返ることができます。アプリでは、例えば「髪」の領域なら「つや」「うねり」「パサつきダメージ」など、さらに細分化した項目に関する測定結果を確認することが可能です。

「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」カラダ測定ポッドに入っていく体験者の背中 「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」カラダ測定ポッドに入っていく体験者の背中

「ミライ」を感じさせる洗練されたデザインのポッドに入っていく体験者の二人

編集者・所美夢さんの吹き出し

ゲームのような感覚で測定できました! 最近の若い人はもともと健康に気を遣っている人も多い印象だけど、これならより手軽に試せそう。

「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」カラダ測定ポッド内で測定中の様子 「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」カラダ測定ポッド内で測定中の様子
編集者・原里実さんの吹き出し

アプリでは、肌のキメや水分レベルから、体脂肪率や基礎代謝量まで確認できてびっくり!
個別に測れるツールはこれまでもあったけど、すべて一度に済ませられるのは画期的。

「カラダ測定ポッド」での体験を終えると、「ミライのライド」で2階へ。測定結果を踏まえた「25年後の自分」に対面しに向かいます。「25年後の自分、どんな感じなんだろう」「怖いけど、気になる!」。ドキドキしながら「ミライのライド」に乗り込みます。

「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」ミライのライド内のサイネージの様子 「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」ミライのライド内のサイネージの様子

2階へ向かう「ミライのライド」内では、25年後の大阪のまちのイメージが流れています。まるで空を飛んでいるかのような演出にワクワク

「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」2階のサイネージ前で「「」」に対面する所美夢さん 「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」2階のサイネージ前で「ミライのじぶん」に対面する所美夢さん

「ミライのじぶん」と対面。サイネージに「リボーンバンド」をかざすと、「カラダ測定ポッド」での測定結果を踏まえた姿が映し出されます

「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」2階の「ミライのじぶん」を映したサイネージと、それを見る所美夢さんの背中 「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」2階のサイネージ前で「ミライのじぶん」に対面する原里実さん

いまの自分の日々の行動が、
「ミライのじぶん」につながっている

体験を終えたふたりに、感想を聞いてみました。

「最近も会社の健康診断を受けたんですけど、やっぱり自分のからだと向き合うきっかけになりますよね。25年後なんて普段は想像することもないけど、いまの自分の日々が未来の自分につながっていると意識すると、生活のいろいろな場面で些細な行動に変化が生まれると思いました」と所さん。

その言葉を聞いて、原さんも大きくうなずきます。「健康診断は基本的に年に一度ですが、それだとどうしても変化に気づきにくいですよね。『カラダ測定ポッド』が駅にあったら、定期的に測ることが気軽にできます。体重計に乗るような感覚で続けていける環境があるとすごく良さそうだなと思いました」。

まさにJR西日本グループとしては、お客様の健康に本当の意味で寄与するためには、一度きりではなく繰り返し使っていただくことが重要だと考えています。現在は『大阪・関西万博』の会期に合わせ、2025年3月13日から10月13日までの期間限定で、大阪駅、新大阪駅、天王寺駅、岸辺駅の4駅に「カラダ測定ポッド Station版」を設置しています。

大阪駅にある「DotHealth Osaka」 大阪駅にある「DotHealth Osaka」

大阪駅に新設された「DotHealth Osaka」。期間限定で「カラダ測定ポッド Station版」を体験できます

今後はさらに多くの駅で展開したり、計測内容をアップデートしたりと、より継続して使いやすく、使いたいと思ってもらえるような体験設計を行っていきたいという思いがあります。

編集者・原里実さんのコメント

どんな機能があったら、継続して「カラダ測定ポッド」を使いたいと思うかな?

編集者・所美夢さんのコメント

やっぱり、アプリの中で自分の変化がすぐにわかると、計測を続けることや、日々の行動を変えることのモチベーションアップにつながるよね。

編集者・原里実さんのコメント

たしかに。測定結果を踏まえて、『こんなところに気をつけましょう』とか、行動改善の例も教えてもらいたい。

編集者・所美夢さんのコメント

駅のお店とコラボして、測定している人には何かサービスがある、とかもあったらうれしいね!

と、人々のヘルスケアを身近で支える未来の駅の姿について、ワクワクと想像を広げる二人でした。

「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」2階を歩く体験者の背中 「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」2階を歩く体験者の背中

いい明日ってなんだろう?

テクノロジーでウェルネスにあふれる未来。
その歩みの一つと考えられる「カラダ測定ポッド」は
各社の知恵、経験や技術を結集させてつくりあげたものです。
さまざまなパートナーと手を取りあうことで、
JR西日本グループはこれからも西日本をより元気な地域にしていきたいと考えています。

『大阪・関西万博』は大きなイベントであり、
私たちの考える未来について多くの方々に知っていただけるきっかけにもなりますが、
大切なのは一度きりで終わらせずに、コツコツと日々の中で続けていくこと。
一人ひとりが未来の自分の健康のために行うことも、
企業が未来の社会の健康のために行うことも、根本は一緒かもしれません。

大阪・関西万博 会場内オフィシャルストアを見学する体験者

『大阪・関西万博』会場内オフィシャルストアには
ここでしか買えないグッズがたくさん

JR西日本グループは、『大阪・関西万博』の公式ライセンス商品を販売する会場内オフィシャルストアを出店しています。「ICOCA」のマスコットキャラクターのイコちゃんと『大阪・関西万博』の公式キャラクター・ミャクミャクによるコラボ商品をはじめ、新幹線や『大阪・関西万博』ラッピング車両の関連アイテム、西日本にゆかりのあるブランドや企業とのコラボ商品や、西日本各地の伝統工芸品の『大阪・関西万博』オリジナル商品など、ここでしか手に入らないグッズが勢揃い。『大阪・関西万博』にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

https://www.dailyservice.co.jp/Expo2025JRWG

JR WEST ACTION

この記事に関連したJR西日本グループの
取り組みをご紹介します。

  • 駅のスマートロッカーで、
    旅や暮らしをもっと便利に

    JR西日本グループでは、電子錠を使って開錠できる「スマートロッカー」を展開するSPACER社と協業し、「pikuraku PORTER(ピクラクポーター)」という手荷物配送サービスを実施しています。駅に設置したスマートロッカーに荷物を預けていただくと、当日宿泊先のホテルまで配送するこのサービスのほか、インターネットで注文した商品が「スマートロッカー」で受け取れるサービス「pikuraku」も展開中。テクノロジーを活用して、駅をもっと便利な場所にしていきます。

    手荷物配送サービス「pikuraku PORTER」イメージ画像
  • 『大阪・関西万博』会場まで、
    お子様とのおでかけを快適に

    JR西日本グループは、お子様連れのお客様により安心・快適におでかけしていただけるよう、さまざまな取り組みを行っています。特に『大阪・関西万博』に合わせて、車両内のベビーカー・車いすスペースのラッピングのほか、ベビーケアルーム「mamaro」を大阪駅に設置しています。また、以下のウェブサイトではお子様連れのお客様に向け、『大阪・関西万博』会場までのアクセスや、その途中にあるおむつ替え・授乳スペースなどを紹介しています。ご来場前にぜひチェックしてみてくださいね。

    https://www.jr-odekake.net/railroad/kodomoodekake/banpaku/

    大阪・関西万博への親子のおでかけガイド
  • 「つながり」を生み出す新決済サービス
    「Wesmo!」

    2025年春にスタートした新しい決済サービス「Wesmo!」。銀行口座からのチャージや会員同士の送金はもちろん、J-WESTカードやICOCAと組み合わせて活用すれば、WESTERポイントを日常生活のさまざまな場面でためる・つかうことができます。「Moving is Value.」をコンセプトに掲げながら、日常生活の買い物や食事、電車での移動といった「動き」を活性化させ、「また行きたくなる場所」「応援したくなるお店」といったお客様とお店、お店と取引先などのつながりを創出していきたいと考えています。

    決済サービス「Wesmo!」イメージ画像
  • 1杯のクラフトビールからはじまる非日常体験を

    2024年11月、大阪市のJR福島駅高架下に、タップバー併設醸造所「日々一泡 Brewery(ひびひとあわブルワリー)」がオープンしました。発端は、JR 西日本グループの株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネット社内にて、所属部署や役職を問わず集まった有志メンバーによるプロジェクト。これまで複数のオリジナルクラフトビールを製造・販売してきた実績を踏まえ、事業化とともにタップバーを開業することになりました。日々一泡 Breweryでは、現在近畿圏をはじめとする様々なブルワリーのクラフトビールを提供しながら、自社醸造への準備を進めています。地域の皆様と共生し、まちのにぎわい創出に貢献していきます。

    タップバー併設醸造所「日々一泡 Brewery」

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