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福知山線列車事故後の安全性向上に関する取り組み
当社は、福知山線列車事故以降、それまでの取り組みを振り返り、反省すべき点や課題を踏まえ、安全性向上に向けたさまざまな取り組みを進めてきました。また、福知山線列車事故にかかわる「鉄道事故調査報告書」の指摘などに対しても全ての項目について対策を講じるなど、さらなる安全性向上に向けて取り組んでいます。
安全性向上計画
福知山線列車事故後、直ちに40項目からなる「安全性向上計画」を策定しました。安全を最優先する企業風土の構築に向けて、風土・価値観の変革の取り組みやハード・ソフト両面にわたる対策を進めました。
福知山線列車脱線事故の鉄道事故調査報告書に対する取り組み
2007年6月、航空・鉄道事故調査委員会が福知山線列車脱線事故に係る「鉄道事故調査報告書」を国土交通大臣に提出され、再発防止へ向けた「建議」「所見」をはじめ数多くの指摘を示されました。当社では、着実かつ迅速にすべての項目について対策を講じており、定期的にその取り組み状況を国土交通大臣に報告しています。
安全諮問委員会の提言
2005年6月、鉄道に限らず広く安全に関わる分野でご活躍されている社外有識者6名で構成される「安全諮問委員会」を設置しました。安全性向上に関するさまざまなご提言をいただき、順次実施に移してきました。
安全基本計画
2007年9月に設置した、安全に関する専門家7名で構成される「安全推進有識者会議」において、新たな視点でご議論いただきました。2008年2月、その結果をご提言いただき、当社はこれを踏まえて「安全基本計画」を策定しました。「安全基本計画」は、福知山線列車事故後の安全性向上に向けた取り組みの中での未達成の課題に対処してきました。
安全考動計画2017
2008年4月から5カ年にわたり取り組んできた「安全基本計画」の振り返りをはじめ、事故後に実施してきたさまざまな事故の振り返りと反省、社内外の新たな知見や経験などを踏まえ、「安全考動計画2017」を策定しました。「福知山線列車事故のような事故を二度と発生させない」という決意のもと、JR西日本グループの鉄道サービスをご利用いただくお客様を安全に目的地までご案内するとともに、その業務に携わる誰もが大けがや死亡に至ることがないよう、安全のレベルを着実に向上させるために取り組む計画です。
安全フォローアップ会議報告書
2012年5月、福知山線列車事故に至った課題などについて分析するとともに、今後の安全性向上に関して議論することを目的として、社外有識者の方などで構成される「安全フォローアップ会議」を設置し、会議の中の議論内容をまとめた「安全フォローアップ会議報告書」を2014年4月に公表いたしました。報告書の中でいただいたご提言などを真摯に受け止め、今後の鉄道の安全にいかしていきたいと考えております。
JR西日本グループ鉄道安全考動計画2022
「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2022」は、福知山線列車事故のような事故を二度と発生させないという決意のもと、原点に立ち返り、安全を追求するために策定しました。JR西日本グループ全員が不断の努力を着実に積み重ねるとともに、安全を追求するため、あらゆる角度から鉄道システム全般にわたって改善を図っていきます。
「将来にわたる鉄道の安全の実現に向けて」
2021年3月、福知山線列車事故の重い反省と教訓を継承していくため、「将来にわたる鉄道の安全の実現に向けて〜福知山線列車事故の反省と安全の実現に欠かせない視点の継承〜」を策定しました。教訓として定義した「安全の実現に欠かせない視点」に基づいて、安全の取り組みの方向性の確認や有効性の検証を定期的に行い、改善を図っています。また、この内容を活用し、安全の取り組みの趣旨や背景を社員一人ひとりが理解して実践していくことにつなげていきます。
JR西日本グループ鉄道安全考動計画2027
福知山線列車事故の教訓である「安全の実現に欠かせない視点」に照らしてこれまでの取り組みについて確認したうえで、より一層の安全性向上の取り組みを実践する「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2027」を策定しました。「お客様を安全に目的地までご案内する」使命を果たすため、「お客様を想い、ご期待にお応えする」ことを強く意識して安全性向上に取り組むよう、安全に対する向きあい方を深め、「お客様から安心、信頼していただける鉄道」を築きあげていきます。



