(2)高架下開発
新改札口周辺には、ご利用者の多様なニーズに対応する商業ゾーンを展開し、快適で魅力あふれる駅空間を創出します。あわせて、同高架下にバスターミナルを新設し、大阪駅の交通結節機能のさらなる強化を図ります。
規模 | 延床面積約7,000平方メートル、店舗面積約3,000平方メートル |
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導入機能 | 商業、バスターミナルなど |
(3)新駅ビル開発
新改札口に隣接して、うめきた2期地区をはじめとした大阪駅西側地区の玄関口にふさわしい新たな駅ビルを整備します。新たなビジネス活動拠点を整備するとともに、周辺のオフィスワーカーをはじめとする多様なニーズに対応する商業ゾーンを中層部に展開し、賑わいや交流、憩いの場を創出します。低層部には広場空間を設け、うめきた2期地区開発とも連携し、周辺地区における歩行者の回遊性向上を図ります。
なお、新駅ビルの運営主体は大阪ターミナルビル株式会社を予定しております。
規模 |
延床面積約60,000平方メートル、オフイス賃貸面積約23,000平方メートル 地上23階・地下1階高さ約120m |
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導入機能 | オフィス、商業など |
【周辺鳥瞰図】
【位置図】
2020年2月 | 大阪ステーションシティ駐車場連絡通路など撤去工事着手 |
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2021年春 | 新駅ビルエ事着手 |
2023年3月 | うめきた(大阪)地下駅開業、新改札口暫定供用開始 |
2024年7月 | 新改札口供用開始・新駅ビル開業 |
〜2027年春 | 順次、高架下商業ゾーン・バスターミナル開業 |
「大阪駅西高架エリア開発」の一翼を担う「新駅ビル開発」では、大阪駅の顔となるだけでなく、大阪駅西側エリアの玄関口ともなる新駅ビルを目指しています。高層部にはオフィス、中層部には商業エリア、低層部には広場空間を計画しており、ビル内の多様なアクティビティがまちに滲み出すことで、このエリアの賑わいの起点となることを期待しています。
計画・設計・施工の全ての段階で安全性を最優先にしつつも、快適性や利便性も追求し、関係箇所の皆が「より良い物を作る」という一心で議論を重ねています。
また、このエリア一帯がお客様の笑顔で溢れるものとなることを夢見て、日々、新駅ビルの設計を進めています。
大阪駅西高架エリア開発において、大阪駅の西側に改札口を新設します。
新改札口の設置に伴い、駅の混雑緩和だけでなく、大阪駅西側地区へのアクセスが向上します。高架下コンコースは西日本最大のターミナル駅である大阪駅に相応しいデザインを踏襲し、お客様に永く愛される魅力のある駅を目指しています。
長い歴史を刻んできた大阪駅に新たな改札口を設ける改修工事で難しい局面もありますが、大阪駅と周辺エリア一体のさらなる活性化のため、新改札口を多くのお客様に快適にご利用いただけることを楽しみに、日々安全に工事を進めています。
大阪駅西高架エリア開発では、うめきた地下新駅やなにわ筋線事業化等により、新たな流動が見込まれるため、さらなる活性化と乗換え利便性向上を図るために、新たな改札口、高架下開発、駅ビル等の整備を行っています。
大阪駅は当社の中でも、多くのお客様にご利用頂いている有数の駅で、そのような駅での工事に携わることができて、やりがいと誇りを感じています。
駅は、多くのお客様がご利用されます。「わくわくしながら修学旅行で初めて大阪に来られた小学生」、「どきどきしながら就職活動の面接に来られた学生さん」、「何十年ぶりに地元の大阪を訪れたおばあちゃん、おじいちゃん」、「海外から新婚旅行に来られた外国の方」、そのようなすべての方々に、「心地よさとわくわく」を与える駅をつくります。
(1)新改札口整備
大阪駅の混雑緩和、新たなバリアフリールート整備および西側地区へのアクセス性向上の観点から、各ホームにアクセス可能な新たな改札口を西側高架下に整備します。 大阪環状線ホームは西側へ延長するとともに、ホーム上の設備を高架下に移転集約することにより、お客様にご利用いただけるスペースを広げ、ホーム上の混雑緩和・安全性向上を図ります。加えて、新たなバリアフリー経路として、新改札口と各ホームとを結ぶエレベーター・エスカレーターも整備します。 大阪駅西側地区への新たなゲートとして、円滑なアクセスルートを創出し、地区全体のポテンシャル向上に寄与することを目指します。