バリアフリー等の取り組み
考え方
東京オリンピックに向けた「ユニバーサルデザイン2020」の中間とりまとめなども反映しながら、障がいのあるお客様や高齢のお客様、妊娠をされているお客様、お子様連れのお客様など、すべてのお客様にご満足いただけるように取り組みを進めています。
また、「バリアフリー新法」や「障害者差別解消法」などの法令の趣旨も踏まえ、安心して鉄道をご利用いただけるよう努めてまいります。
鉄道駅バリアフリー料金制度を活用したバリアフリー設備の整備
JR西日本では、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、バリアフリー設備の整備を加速してまいります。
移動等円滑化取組計画書・報告書
お客様に寄り添う心と技術の育成
まずは、社員が適切な介助や応対および積極的なお声がけに取り組むとともに、お客様にもご協力をいただきながら、すべてのお客様に安心してご利用いただけるよう、取り組みを進めています。
バリアフリーマニュアルでの教育
お客様の介助に必要な知識・技術を習得し、手配・介助・応対を確実に行えるよう、法令の主旨も踏まえたマニュアルを整備し、社員の教育を進めています。
サービス介助士の資格取得
お客様の立場に立ったご案内ができるよう「サービス介助士」の資格取得を進めています。
「共助」の取り組みの推進
お客様同士のお声かけや譲り合いにより、お互いに見守り助け合う「共助」の呼びかけを駅・車内の放送やポスターなどで実施しています。この取り組みは、関西の鉄道会社などとも連携しながら継続的に推進していきます。
「車いす」「ベビーカー」用スペースのご案内
国土交通省による「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」の指針に則り、通勤・近郊型車両の車いす用スペース付近に、「障害者のための国際シンボルマーク(いわゆる車椅子マーク)」に加え「ベビーカーマーク」を掲示しています。
また、2014年度から毎年、ベビーカーをご利用されるお客様及び周囲のお客様のお互いの理解を深めていただくためのキャンペーンを実施しています。
優先座席へのマタニティマークのご案内の掲出
妊娠されているお客様にも鉄道をご利用いただきやすいよう、車内の優先座席付近に「マタニティマーク」のご案内のステッカーを掲出しています。