柏原駅跨線橋
鉄道院によって定められた仕様で建設。
現存数が少ない鋳鉄製の3線用跨線橋。
柏原(かいばら)駅跨線橋は、福知山線の柏原駅にある現在では珍しい3線用の鋳鉄製跨線橋です。
当跨線橋の仕様は1909(明治42)年10月9日に鉄道院によって定められたものに準じ、門柱下部の四角柱部分の3面に「東京月島機械製作所製造」「鉄道院」「大正四年二月」の陽刻があります。
内装は石膏ボードに変更され、外観は「化粧直し」が施されていますが、基本的な構造は残されています。規模が大きい鋳鉄製の3線用跨線橋は現存数が少なく、貴重な構造物と言えます。
沿革・歴史
跨線橋の門柱の製造時期は、陽刻から1915(大正4)年2月と推定されますが、柏原駅に設置された時期は不明。通路の距離から設置当時は3線を跨いでいたと思われますが、現在は複線を跨いでいます。
備考
駅舎は1990(平成2)年開催の国際花と緑の博覧会で使用されたドリームエキスプレス「山の駅」で、翌年に移築されました。ホームの上屋には古レールを使用。駅舎の雰囲気に合わせるため、跨線橋もそれに準じた意匠に変更されていますが、跨線橋の基本的な構造自体は当時のものが現存しています。
基本情報
- 種別
- 跨線橋
- 所在箇所
- 兵庫県丹波市柏原町柏原字松ヶ端1172番地1
福知山線柏原駅 - 設置等年月日
- 1915(大正4)年2月
- 製造会社、箇所等
- 月島機械製作所
- 文化財、遺産等登録


