旧敦賀港駅ランプ小屋
初期の国産煉瓦が残り、
明治期の敦賀の近代化を伝える貴重な事例。
旧敦賀港駅ランプ小屋は、列車の灯火に使用されるランプ本体や燃料を保管する倉庫として、敦賀-長浜間に鉄道が敷設された1882(明治15)年に完成したと考えられています。
屋根は瓦葺に復元されていますが、煉瓦は建築当時のものが残っていて、その一部には製造を請け負った職人などがそれぞれの仕事分を区別するためにつけられたと考えられる数十種類の刻印を確認することができます。
当事物は「旧敦賀港駅ランプ小屋」として敦賀市によって保存・活用され、周辺の近代化遺産とあわせ、明治期における敦賀の近代化を現在に伝える資料として意義深いものと言えます。
沿革・歴史
敦賀-長浜間に鉄道が敷設された1882(明治15)年に、列車の灯火に使用されるランプ本体や燃料を保管する倉庫として、耐久性・耐火性の高い煉瓦で建てられました。2014(平成26)年2月にJR貨物が敦賀市に譲渡しました。2014(平成26)〜2015(平成27)年に瓦葺や目地補修などの修復復元工事が行われ、同年10月から一般公開されています。
備考
基本情報
- 種別
- 建築物
- 所在箇所
- 敦賀市
福井県敦賀市金ヶ崎町1-19
- 設置等年月日
- 1882(明治15)年11月 ※建物財産票では「大正7年7月」
- 製造会社、箇所等
- 文化財、遺産等登録


