クハネ581形電車35号
座席車と寝台車の昼夜兼用電車として
旅客サービス面や運用効率を高めた車両。
クハネ581形電車は、高度経済成長による輸送需要の増大に伴い運用効率を高めるため、昼間は座席車、夜間は寝台車として昼夜兼用できる電車として製造されました。
分割併合の自由度や運転速度が向上したほか、電車型の寝台車とすることで加減速時のショックを減少させるなど、581系によって旅客サービス面が向上。また、運用効率向上により、留置基地の車両収容数が節減されるなど、座席・寝台両用ならでは効果が発揮されました。
高度経済成長による輸送需要の増大に国鉄が対応した、この時代を象徴する車両であり、当事物は、JR西日本において現存する唯一の車両となっています。
沿革・歴史
高度経済成長による輸送需要の増大に伴い製造された581系は、車両の主要電気機器、性能等は、実績のある481系(交直流)電車などの技術がほぼ踏襲されました。前頭部は分割併合に対応するため貫通式としたため、従来のボンネットスタイルとは異なる新しいデザインとなりました。当事物は現在、京都鉄道博物館で保存・展示されています。
備考
基本情報
- 種別
- 車両
- 所在箇所
- 京都市下京区観喜寺町
京都鉄道博物館 - 設置等年月日
- 【製造】1968(昭和43)年
- 製造会社、箇所等
- 日立製作所
- 文化財、遺産等登録


