兵庫駅本屋
シンプルで直線的なモダンなスタイルが特徴
初期の鉄筋コンクリートによる駅本屋。
兵庫駅本屋は、同時代に建設された神戸駅、旧三ノ宮駅(現存せず)と同様、高架駅に付随する駅本屋として建設されました。初期の鉄筋コンクリートによる駅本屋としてほぼ原形をとどめています。
高架下の円柱などは神戸駅と共通するものの、駅本屋は装飾を抑え、シンプルで直線的なデザインを採用することで、よりモダンなスタイルを誇ります。
沿革・歴史
1929(昭和4年)に着工し、1930(昭和5)年に開業。鉄道省工務局建築課と鉄道省神戸改良事務所の設計、鉄道省神戸改良事務所の施工監督、銭高組の施工によって建設されました。
備考
設計は、本省建築課技師で、モダニズム建築で知られる伊藤滋と伝えられています。伊藤は1932(昭和7)年に、インターナショナルスタイルで知られる御茶ノ水駅を設計し、鉄道省建築課長、日本建築学会会長、東海大学教授として活躍。総工費は約127万円(高架部分を含む)と言われています。
基本情報
- 種別
- 駅舎
- 所在箇所
- 山陽本線
兵庫県神戸市兵庫区駅南通5丁目3番-1
兵庫駅 - 設置等年月日
- 1930(昭和5)年12月1日
- 製造会社、箇所等
- 銭高組
- 文化財、遺産等登録


