西岩国駅本屋
5連のアーチで錦帯橋を表現。
観光地の最寄り駅としての工夫を凝らした駅舎。
西岩国駅本屋は、木造モルタル造りの端正な駅舎でありながら、名勝である錦帯橋の最寄り駅として意匠に工夫が凝らされています。
玄関車寄せの正面には3連のアーチ、左右には各1連のアーチが配置され、合計5連のアーチで錦帯橋を表現。正面の切妻に配置された窓を含め、窓の上部は半円形に仕上げられ、垂直線を強調した柱型が全体を引き締めています。観光地の地方駅として優れた意匠設計を見ることができるこの駅舎は、国の登録有形文化財(建造物)に指定されています。
沿革・歴史
1929(昭和4)年4月5日に一部が開業した岩徳線に設けられた「岩国」駅の駅舎として建設されました。(もともと山陽本線にあった岩国駅は「麻里布」に改称)。1942(昭和17)年に「西岩国」に改称し、麻里布駅が再び岩国駅となりました。1979(昭和54)年に本格的な改修工事が実施され、1992(平成4)年より無人駅となっています。
備考
現在、駅舎は岩国市が所有し、NPO法人「西岩国・駅と広域まちづくりの会」が市の委託により管理。同会によって、室内を展示室などに利活用しています。
基本情報
- 種別
- 駅舎
- 所在箇所
- 岩徳線
山口県岩国市錦見(にしみ)6丁目15番
西岩国駅 - 設置等年月日
- 1929(昭和4)年
- 製造会社、箇所等
- 文化財、遺産等登録
- 国登録有形文化財


