奈良線はこれまで1期複線化(京都〜JR藤森、宇治〜新田間)や新駅設置などの輸送改善により着実にご利用が増加してきましたが、単線区間の介在による定時性の確保などの課題も残されています。
2期複線化事業では、沿線自治体のご協力を得ながら、「JR藤森〜宇治」、「新田〜城陽」、「山城多賀〜玉水」の計14.0キロメートルの複線化を行います。今回の複線化で、ご利用者の多い「京都〜城陽」間は全て複線となり、奈良線の更なる利便性向上、安全・安定輸送を実現できるものと考えています。
また、複線化事業にあわせて、駅ホームの安全性向上などを目的とした京都駅と六地蔵駅の駅改良や玉水駅・山城青谷駅の橋上化、桃山駅・木幡駅他のバリアフリー化、踏切保安度向上のための3次元レーザーレーダ式障害物検知装置、踏切警報時間制御装置(通称:賢い踏切)の整備など、線区全体で安全性を高める取り組みを行っています。複線化事業は、2023年3月18日に開業しました。
計画段階環境配慮書
環境影響評価方法書
環境影響評価準備書
環境影響評価書(2015年11月)
環境影響評価書(2016年3月)
本編
環境影響評価 事後調査計画書(2024年4月)
環境影響評価 事後調査報告書(2024年4月)
このたび弊社は、環境影響評価法に基づき、事後調査報告書を公表します。