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JR西日本

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経営方針

社長メッセージ

株主の皆様へ

西日本旅客鉄道株式会社 代表取締役社長 長谷川 一明

 このたび、6月18日付で代表取締役社長に就任いたしました倉坂です。
平素は、JR西日本グループの事業運営にご理解を賜り、厚く御礼申しあげます。

 当社グループは、2005年4月25日に福知山線列車事故を惹き起こした責任を重く受け止め、基幹事業である鉄道の安全を最重要課題として取り組んでおります。
 2024年度は、北陸新幹線金沢−敦賀間開業効果の最大化、大阪や広島におけるプロジェクトの推進等を通じて地域・社会とのつながりを進化させてまいりました。皆様のご支援を賜り業績については前期に続き増収増益を達成することができました。

 株主の皆様への還元につきましては、この度の業績及び長期安定的に株主還元を実施する方針に基づき、年間配当金を直近公表の1株当たり74.0円から10.5円増額の84.5円とさせていただきました。あわせて、2025年度においては、中期経営計画2025アップデートでお示ししていた1,000億円の自己株式取得のうち、前期の約500億円に続いて、残り500億円の自己株式の取得を実施しているところです。

 2025年度については、引き続き安全性向上を最優先に、大阪・関西万博等を成長の契機として、当社グループ全体で将来につながる価値創出に挑戦していきます。インフレや人手不足など経済環境が大きく変動する中、今後も当社グループの存在意義として掲げました「私たちの志」を羅針盤に、「長期ビジョン2032」実現に向け、「中期経営計画2025」に掲げた目標を達成すべく取り組みを推進してまいります。

 当社グループを取り巻く社会や環境は、いま、大きく、そして急速に変わっています。
 コロナ下での移動需要の喪失という未曽有の危機の中においても、当社グループは鉄道を中心とした既存事業の構造改革や、各事業で培ったステークホルダーの皆様とのつながりを進化させ、デジタル戦略などを通じた新たな価値の創造にも取り組んでまいりました。こうした取り組みをさらに進め、訪日外国人誘客による地方活性化、労働力不足への対応、インフラの老朽化対策など、日本全体がこれから直面する社会課題をビジネスチャンスと捉え、様々なパートナーとの「共創」のもと、積極果敢に「挑戦」し、もっと幅広い領域での価値創出を目指していきます。そして、中長期的な視点から持続的な企業価値向上、株主価値向上を図ってまいります。

 私自身も株主様を含む様々なステークホルダーの皆様としっかりと向きあい、対話を重ねながら、持続可能で活力のある未来、そこに貢献できる当社グループの未来を形作っていきたいと考えています。

 株主の皆様におかれましては、引き続き長期的なご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。

2025年6月 代表取締役社長

倉坂 昇治

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