障害物検知装置の導入
自動車が踏切内で動かなくなった・・・。
列車の運転士に知らせなくっちゃ。
はい、お答えします。
自動車が踏切内で動かなくなった際は、
非常ボタンを押すか、発炎筒で知らせてください。
また、さらなる安全性向上のため、障害物検知装置を導入している踏切もあります。
障害物検知装置とはなんですか??
障害物検知装置とは、踏切内に停滞した自動車などといった障害物を検知して、
自動的に列車の運転士に知らせる保安装置です。
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踏切の近くに設置した光測距(LiDAR)センサから照射したレーザ光の反射により踏切上の障害物を2層の面で連続的に検知します。
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踏切の近くに設置したレーザレーダヘッドから照射したレーザ光の反射により踏切上の障害物を一定空間で連続的に検知します。
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発光器と受光器の間の光軸が遮られると障害物を検知します。
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踏切内に埋め込まれたコイルの上に金属の塊(自動車程度の大きさ)があるときに検知します。
へー!すごいですね。
これがあれば自動的に、列車の運転士に危険を知らせてくれるんですね!
はい。
ただし、全ての障害物が検知できる訳ではありません。
障害物検知装置の有無にかかわらず、「危ない!」と感じたら、迷わず非常ボタンを押すか発煙筒で、列車の運転士に危険をお知らせいただくようお願いいたします。