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踏切・ホーム・車両の安全対策

踏切・ホーム・車両の安全対策の図
踏切の安全対策 車両の安全対策 ホームの安全対策

▼踏切の安全対策      ▼車両の安全対策      ▼ホームの安全対策

踏切の安全対策

【1】オーバーハング型警報機

警報灯が視認しにくい踏切に対して、遠くからでも踏切の存在がわかるように設置しています。

【2】全方位型警報灯

360度全ての方向から確認できる警報灯の設置を進めています。

【3】踏切非常ボタン

踏切内で車や人が立ち往生している場合などの緊急時には、通行者にボタンを押していただくことにより運転士に異常を知らせます。

【4】障害物検知装置

踏切内に取り残された自動車などの障害物を検知し、運転士に異常を知らせます。従来の光電式に加え、より検知しやすい「3次元レーザーレーダー式」の設置も進めています。

3次元レーダー式障害物検知装置のイメージ

【5】歩車分離壁・落輪防止壁

歩車分離壁は、歩道と車道を明確に分離する目的で設置しています。落輪防止壁は、踏切道から自動車や車椅子などの通行者が脱輪しない目的で設置しています。

【6】カラー舗装化(歩車分離)

一部の踏切道では歩車分離を視覚的に区分するためカラー舗装を施し、踏切道内における歩行者の安全確保を実施しています。

【7】ゼブラ塗装

踏切道の前方が渋滞し踏切内に自動車が停滞することのないように踏切内にゼブラ塗装を施し、ドライバーに注意を促しています。

非常ボタン取扱標

踏切非常ボタンの設置位置がわかりやすくなるように3面式の看板を設置しています。

第4種踏切における安全対策

遮断機や警報機のない第4種踏切の踏切道にカラー舗装を施し、踏切道の視認性向上を実施しています。

【事故防止啓発(ソフト対策)】

踏切安全教室

現地啓発のほかご高齢者様の福祉施設や学校などに伺い、踏切横断時のマナーやルールなど、安全教育を行っています。

メディアを媒体とした啓発

踏切を安全に通行していただくためにテレビCMや、WESTビジョン(電子広告)などを通じてルールを守る大切さを呼びかけています。

「開かずの踏切」※の解消(東淀川駅橋上化)

踏切の警報時間の短縮が可能な踏切に対し、「賢い踏切(踏切警報時間制御装置)」の導入や、道路管理者と連携し、立体交差化に向けた協議を継続しています。

当社エリアで一日の遮断時間が最も長かったJR京都線・東淀川駅前後に位置する「北宮原第1・第2踏切」「南宮原踏切」の廃止に向けた工事を2017年より進め、2018年11月11日に廃止しました。

踏切の廃止に併せて、バリアフリー設備を兼ね備えた東淀川駅の橋上駅舎および自由通路を使用開始し、踏切の遮断待ちをすることなく、バリアフリーに東西方向を通行することが可能となりました。

「北宮原第1・第2踏切」「南宮原踏切」の踏切遮断時間

※「開かずの踏切」:ピーク時において、40分以上/時遮断する踏切

車両の安全対策

さらなる安全性向上に向け、車体の強度向上や新たなシステムの導入を行っているほか、客室設備についても安全に配慮した形状や装置を採用しています。また、新製車両だけでなく既存車両においても、リニューアルなどに併せて安全性向上に向けた工事を順次実施しています。

【1】車内非常ボタン

緊急時にSOSボタンを押すと乗務員に異常を知らせることができます。

【2】吊り手、手すり

2010年3月に投入した521系2次車両、および2010年12月に投入した225系車両からは、とっさの場合においてもしっかりつかめるよう、吊り手や手すり形状や色を見直しました。

【3】ロングシート端部袖仕切りの大型化

事故発生時の被害軽減に有効であるとの見解が得られたことから、2010年3月に投入した521系2次車両から実施しています。

【4】戸挟み検知装置

試験的に模擬した状態

従来の戸挟み対策に加え、ドアに傘などが挟まれ引き抜こうとし際、先端部の圧力変動を検知し音声警報および表示灯により運転士に知らせる機能を、2015年に投入した227系車両より搭載しています。

車両挙動検知装置

脱線などの異常を検知した際には自動的に緊急停止を行い、近隣の列車を止める列車防護を行います。

車両挙動検知装置の概要

ドア誤扱い防止装置

車両側に設置しているセンサーによりホームを検知することで、ホーム側のドアのみを開閉できるシステムです。

先頭車間転落防止ホロ

先頭車両同士を連結した箇所において、ホームからの転落を防ぐためのホロを設置しています。

227系新型車両の投入

和歌山線、万葉まほろば線およびきのくに線の一部に投入した227系新型車両は、車両異常挙動検知装置や先頭車間転落防止ホロ、戸挟み検知装置、EB-N装置(運転士異常時列車停止装置)、とっさの際に掴まりやすい形状・オレンジ色調の吊り手、手すりを採用するなど、安全性を高めています。

ホームの安全対策

お客様に安心して駅をご利用いただくために、ハード・ソフト両面からホームの安全性向上に取り組んでいます。

【1】ホーム柵

昇降式ホーム柵は、ロープを上下に昇降させることで、異なる扉枚数の列車への対応ができるホーム柵です。また、可動式ホーム柵は、扉式のホーム柵です。

可動式ホーム柵
〔在来線7駅 、新幹線6駅に設置〕

昇降式ホーム柵
〔在来線3駅に設置〕

【2】内方線付き点状ブロック

ホームの内側に線状突起を設けて、ホームの安全側を知らせる点字ブロックです。

○在来線
 乗降1万人以上の駅 ...197/197 駅で整備完了
 乗降3千人以上1万人未満の駅... 102/185 駅で整備完了
○新幹線
 21/23 駅で整備完了

【3】CP(Color Psychology)ライン

ホーム端部を赤色で塗装して、視認性を向上させおり、163駅で整備しています。

【4】転落検知マット

お客様が線路に転落したことをセンサーによって検知することで、乗務員や駅係員に異常を知らせる装置を13駅に設置しています。

【5】ホームベンチ設置方向の工夫

ホームにおける鉄道人身障害事故の原因の6割はお酒を飲まれたお客様(酔客)によるものです。当社の安全研究所で分析した結果、酔客の行動特性として、線路に向ってまっすぐ歩き出し、そのまま転落するケースが多いことがわかりました。

そこで、ホームベンチを線路に対して垂直に設置する対策を進めており、333駅で整備しています。

ホーム転落イメージ

取り組み前

取り組み後

【6】ホーム非常ボタン

お客様がホームから転落された場合などの緊急時に備え、乗務員や駅係員に異常を知らせることができる「ホーム非常ボタン」を設 置しています。

遠隔セキュリティカメラの導入

近年、全国的に「ホームにおける鉄道人身障害事故」は増加傾向にあり、当社でもホームの安全を重要なテーマと位置づけ、事故の低減に取り組んできました 。

その中で、「遠隔セキュリティカメラ」を導入し、ホームにおけるお客様の歩行の乱れや長時間の座り込み、線路内への立ち入りなど通常と異なる動きを自動的に検知し、駅係員などに知らせることによりお客様を保護する取り組みを進め、京橋駅、新今宮駅、三ノ宮駅、西明石駅、天王寺駅、鶴橋駅、京都駅および尼崎駅で運用しています。

【 異常検知するもの】
・著しく蛇行して歩いている状態
・ホームやベンチなどにおける長時間の座り込み
・ホーム端からの線路内への侵入
・ホーム上の混雑 など

駅係員の取り組み

お声かけ・見守り

配慮が必要なお客様に対して、改札やホームなどでのお声かけ、見守りを実施しています。また、「見守りの目」を増やす取り組みとして、駅構内で業務に従事するグループ会社社員を対象に「お声かけ」「ホーム非常ボタンの取り扱い」についての教育を実施しています。

お体の不自由な方やご高齢者の方との勉強会

お体の不自由な方やご高齢者の方との勉強会を開催し、お声かけやご案内方法などについて学んでいます。

ホーム転落防止キャンペーン

お酒を飲まれたお客様によるホームからの転落件数が多くなっている時期に注意喚起のポスターなどを掲出しています。併せて、配慮が必要なお客様へのお声かけなど「共助」についても啓発しています。

ホーム転落防止キャンペーンのイメージキャラクター“のん”さんを起用したポスター

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鉄道事業
(安全の取り組み)