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安全最優先の意識の浸透

JR西日本グループの一人ひとりが福知山線列車事故を心に刻み、安全にかかわる方針を理解し日々の業務で実践するとともに、「リスクを具体的に考える」ことにより安全に対する感度を高め、直面する状況において「危ないと感じたとき」や「安全が確認できないとき」には、「迷わず列車を止める」「迷わず作業を止める」といった具体的な考動を積み重ねることにより、安全最優先の風土を築きます。

安全考動研修

福知山線列車事故を心に刻み、将来にわたり安全な鉄道を築き上げるという決意を確かにするとともに、福知山線列車事故をはじめとする過去の事故や災害などの教訓から安全対策を体系的に理解することを目的に、当社およびグループ会社の社員を対象に実施しています。

鉄道安全考動館、安全体感棟、祈りの杜 福知山線列車事故現場での学習、当社経営層などとの対話を通じて、日々の業務の中で安全最優先の考動をいかに実践するかを考え、気付きや具体的な考動目標を研修終了後に研修ノート「安全の誓い」へ書き留め、実践することとしています。なお、2020年度は新型コロナウイルスの影響で計画通りの開催が難しい状況でしたが、今後は感染防止対策を徹底し、開催方法を工夫するなどしながら安全教育を行っていきます。

安全の誓い

「安全の誓い」

鉄道安全考動館、安全体感棟

鉄道安全考動館は、福知山線列車事故の反省と過去の事故や災害などの教訓を体系的に学ぶための施設です。併設されている安全体感棟は、労働災害の防止に向けて、体感を通じて自らできる対策を学び、考えるための施設であり、2020年度に改修を行い内容の充実を図りました。

鉄道安全考動館

安全体感棟

祈りの杜 福知山線列車事故現場

祈りの杜は、福知山線列車事故でお亡くなりになられた方々の慰霊・鎮魂の場として、また、将来にわたり事故の痕跡を保存し事故を決して風化させることなく、いのちの大切さを社会や後世に伝え続けていく場として、そして事故を反省し安全を誓い続けていく場として整備しています。

この場所を訪れることにより、事故当時の状況やいのちの大切さを学び、安全最優先の取り組みの実践に向けた自らの具体的な考動につなげます。

祈りの杜 福知山線列車事故現場

祈りの杜 福知山線列車事故現場

[事例]「安全の誓い」を活用した事故を学ぶ取り組み

訓練・教育

列車事故総合復旧訓練

列車事故発生時の「お客様の救護」「併発事故の阻止」を最優先とした社員の対応能力向上と、警察・消防・医療などの関係機関との情報連絡・連携強化などを目的とした訓練を実施しています。このほか、不審者・不審物への対処を目的とした訓練なども実施しています。

復旧訓練

在来線総合実習室

社員研修センター内に225系車両を模擬した運転士・車掌シミュレータを設置しています。運転台とパンタグラフ・床下機器などが連動する機能を備え、実際に近い環境下で「見て」「聞いて」「触れて」「体感」しながら学ぶことが可能です。2020年度の運転士・車掌・運輸指令員の養成研修から活用しており、安全に必要な技術力を維持・向上させています。

災害等対応訓練

地震や津波などの緊急事態に直面した場合には、お客様や地域の方々と連携の上で安全な場所まで迅速に避難することが重要であり、警察・消防のほか、地域の方々と連携した訓練を実施しています。

Think-and-Act Training

航空業界などで実施されているCRM(Crew Resource Management)訓練の鉄道版として開発した訓練を実施しています。この訓練は、大規模災害など、マニュアルやチェックリストだけでは対応できない緊急事態に直面し、刻々と状況が変化する中で、お客様や他の社員と協力し、情報収集や状況把握を行い、それに応じた最適な行動をとる能力を向上させることを目的としています。

[事例]WEBを活用した事故などの発生時の初動対応訓練
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鉄道事業
(安全の取り組み)