このページの本文へ移動

安全意識の向上

社員一人ひとりの安全意識の向上を図るため、鉄道安全考動館や祈りの杜 福知山線列車事故現場での研修など、献花台での立哨などの福知山線列車事故を心に刻み考動していく取り組みを実施するとともに、安全憲章を具現化するために、列車事故総合訓練を実施しているほか、現場力の向上や技術力の向上、コミュニケーションの改善などの安全の基盤を形成するための取り組みを進めています。

安全考動研修

福知山線列車事故を心に刻み、将来にわたり安全な鉄道を築き上げるという決意を確かにするとともに、福知山線列車事故をはじめとする過去の事故や災害などの教訓から安全対策を体系的に理解することを目的に、当社およびグループ会社の社員を対象に実施しています。

鉄道安全考動館、安全体感棟、祈りの杜 福知山線列車事故現場での学習、当社経営層などとの対話を通じて、日々の業務の中で安全最優先の考動をいかに実践するかを考え、気付きや具体的な考動目標を研修終了後に「安全の誓い」(研修ノート)へ書き留め実践することとしています。

安全の誓い

「安全の誓い」

鉄道安全考動館

福知山線列車事故の反省、過去の事故や災害などの教訓を体系的に学びます。

また、協力会社のオーナーなどにも学習する機会を提供しており、JR西日本グループ全体で安全最優先の意識の浸透を図っています。

鉄道安全考動館

鉄道安全考動館

安全体感棟

鉄道システムを支える各専門分野の業務についての相互理解と連携の重要性、身近な労働災害およびヒューマンファクターについての理解を深めます。

線路架線カットモデル

墜落体感

速度体感ゾーン

祈りの杜 福知山線列車事故現場

祈りの杜は、福知山線列車事故でお亡くなりになられた方々の慰霊・鎮魂の場として、また、将来にわたり事故の痕跡を保存し、事故を決して風化させることなく、いのちの大切さを社会や後世に伝え続けていく場として、そして事故を反省し、安全を誓い続けていく場として整備しています。

この場所を訪れることにより、事故当時の状況やいのちの大切さを学ぶだけでなく、経営層、他の専門分野の社員などとの対話を通じて、安全憲章の実践に向けた自らの具体的な考動を考えます。

祈りの杜 福知山線列車事故現場

祈りの杜 福知山線列車事故現場

経営層によるメッセージの発信

経営層が安全ミーティングなどの場を活用して自身の言葉で伝えるなど、直面する状況において「危ないと感じたとき」「安全が確認できないとき」に現場の判断を最優先とし、「迷わず列車を止める」「迷わず作業を止める」ことを大切にする価値観の浸透を図っています。

安全ミーティング

安全ミーティング

自らが列車を止める判断を行う場面を考え、対応を確認する教育・訓練

職場でのディスカッションを通じ、自らが列車を止める判断を行う場面を考え、対応を確認するとともに、実際に列車を止めた事例を共有するなど、安全に対する感度の向上に取り組んでいます。また、「安全が確認できないとき」の対応力向上に向け、教育・訓練を実施しています。

車内非常ボタンを押下する訓練

車内非常ボタンを押下する訓練

「一人ひとりがリスクを具体的に考える」機会づくり

安全に対する感度の向上と安全最優先の判断・行動の実践に向け、点呼やKYT(危険予知トレーニング)など日常業務の中でいったん立ち止まって「一人ひとりがリスクを具体的に考える」機会づくりに取り組んでいます。

〔事例〕京都支社「行路に潜むリスクを具体的に考える」取り組み

安全憲章の理解と実践に向けた取り組み

安全最優先の意識の浸透に向けては、社員一人ひとりが「安全憲章」の位置づけと趣旨を理解し、自らの業務の中でどう行動するかを考え、日々の業務において実践することが大切です。

取り組みの促進ツールとして「安全憲章ワークブック」を作成し、各箇所の「安全憲章を日常業務での実践につなげる取り組み」の中で活用しています。

安全憲章ワークブック

安全憲章ワークブック

職場内ディスカッションでの活用

職場内ディスカッションでの活用

在来線運転士の前方確認時における視認性向上等(保護メガネの導入)

運転士の前方確認時における視認性向上、および疲労軽減によるさらなる安全性の向上を図るため、2019年9月から保護メガネの試行を実施してきましたが、試行結果が良好であったため、当社内の全エリアの在来線運転士へ拡大し、本実施しています。

なお、工務系社員についても、現場巡回等の業務において、当社内全エリアで実施しています。

訓練・教育

テロ対処訓練

鉄道施設内でテロが発生した際の、安全で迅速なお客様救護や避難誘導など社員の対応力向上や警察・消防などの関係機関との連携強化を目的に、関係機関の皆様にご協力いただき実施しています。

不審者対処訓練

2018年6月に発生した東海道新幹線車内での殺傷事件を踏まえ、不審者からお客様と乗務員の安全を確保するため、お客様の避難誘導、関係者間の役割分担と情報共有、防護装備品の活用などを検証・確認することを目的に、警察と合同で実施しています。

列車事故総合復旧訓練

福知山線列車事故の教訓を踏まえ、列車事故発生時の「お客様の救護」「併発事故の阻止」を最優先とした社員の対応能力向上と警察・消防・医療などの関係機関との情報連絡・連携強化などを目的に、関係機関の皆様にご協力いただき実施しています。

「確認し合う」コミュニケーション

思い違いや誤った行為・指示に対して、相手の立場(上司・部下、先輩・後輩など)や組織(他系統・他職場、グループ会社・協力会社など)にかかわらず「確認し合う」コミュニケーションを目指し、「確認ですが」「確認ありがとう」のフレーズにより、声に出しやすい雰囲気づくりに取り組んでいます。

Think-and-Act Training

航空業界などで実施されているCRM(Crew Resource Management)訓練の鉄道版として開発した訓練を実施しています。この訓練は、大規模災害など、マニュアルやチェックリストだけでは対応できない緊急事態に直面し、刻々と状況が変化する中で、お客様や他の社員と協力し、情報収集や状況把握を行い、それに応じた最適な行動をとる能力を向上させることを目的としています。

VRを活用した安全教材の導入拡大

日々のさまざまな発生事象から、ヒューマンファクターの観点で原因と対策を考え、ルールの不遵守やリスクテイキング行動の防止につなげるためにVR(Virtual Reality:仮想現実)を活用したツールを各現業機関に配備・活用し、実践的な教育を実施しています。

主体的なルール遵守に向けた取り組み

鉄道の安全を確保するために、鉄道の仕事にはさまざまなルールが存在します。 これらのルールについて、実際に作業をする場面において、環境変化などにより守りにくくなっているルールがないか、アンケートを通じて定期的に意見を聞き、ルールの見直しを行っています。

安全確保の観点から見直しが難しいルールについても、ルールの背景や根拠を分かりやすく伝えるツールを作成し、社員一人ひとりが主体的にルールを遵守することを目指しています。

ルールの背景・根拠を伝えるツール

ルールの背景・根拠を伝えるツール

ローカルナビゲーションをとばしてフッターへ

鉄道事業
(安全の取り組み)