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主な研究成果

近年の主な研究テーマ

(1)基礎的な研究

  • ○ミスの連鎖の発生メカニズムに関する基礎的研究
  • ○高覚醒水準下の注意特性に関する基礎的研究
  • ○人間−機械系の作業の潜在的リスク把握のための分析手法(FRAM)
  • ○ワークエンゲイジメント(指標)と安全行動の関連の検討

(2)社員のヒューマンファクターに関する研究

  • ○運転士等の眠気予防策に関する研究
  • ○夜勤時の眠気に関する研究
  • ○運転士と車掌の連携に関する研究
  • ○異常時の対処法に関する研究
  • ○ホーム柵が運転士に与える心理的負担についての研究
  • ○ヒューマンファクター教育の効果測定
  • ○ヒューマンエラーに起因する鉄道事故の防止に関する一考察

(3)人と装置とのインターフェイスに関する研究

  • ○人と装置とのインターフェイスに関する研究
  • ○旅客流動確認モニターの検証
  • ○試験用発光機の試作と視認性の測定について
  • ○列車運転時における警報音の適正な音量に関する研究
  • ○227系運転台前面パネルの機器配置に関する研究
  • ○新型車両導入時の運転士の習得度の変化について

(4)お客様などのヒューマンファクターに関する研究

  • ○ホーム上の酔客対策の研究
  • ○駅でのスマートフォン利用に関する調査
  • ○鉄道トンネル火災事故における避難行動と救助活動
  • ○踏切道における高齢歩行者の行動特性

あんけんvol.10〜研究成果レポート〜

あんけん表紙イメージ

安全研究所の2016年度の研究成果をとりまとめています。

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あんけん Vol.10 研究成果レポート PDF形式(2,242KB)

  • 1 鉄道トンネル火災事故における避難行動と救助活動

    鉄道事故で、リスクが高い事故の一つにトンネル火災事故が挙げられます。本研究では、日本における鉄道トンネル火災事故のうち、最大の死傷者を発生させた北陸トンネル列車火災事故に焦点をあて、文献や新聞報道などにより、不特定多数の群集である乗客の避難行動に関する証言を収集・分析し、今後のトンネル火災時における避難誘導において有効と考えられる方策を明確にすることを目的としました。

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    PDF形式(285KB)

  • 2 駅でのスマートフォン利用に関する調査

    近年、スマートフォン(以下、「スマホ」とする。)・携帯電話を見つめたり操作しながら歩く「歩きスマホ」が社会問題となっています。歩きスマホは列車への接触や線路への転落、お客様同士の衝突に繋がる危険性があるため各鉄道事業者が注意喚起を行っていますが、駅構内で歩きスマホをする人は依然として多いままです。本研究は駅での歩きスマホ防止に向けた効果的な啓発方法の開発を目的としていますが、実態を踏まえたより効果的な啓発方法の開発を目指し、今回は実態把握のための調査を行いました。

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    PDF形式(177KB)

  • 3 踏切道における高齢歩行者の行動特性に関する研究

    近年、鉄道の安全を考える上で高齢歩行者による踏切事故が重要な問題として認識されています。本研究は高齢歩行者による踏切事故防止に向けた効果的な対策を講じることを目的とし、第1種踏切(踏切警報機と遮断機のついている踏切)に設置された踏切監視カメラの映像を用いて、踏切通行者の行動に関する実態把握を行いました。

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    PDF形式(195KB)

  • 4 高槻駅ホームモニタの使用実態に関する調査

    JR京都線高槻駅の1番・6番のりばには、昇降式ホーム柵(以下、「昇降柵」とする。)とホームモニタ(以下、「モニタ」とする。)(図1)を設置しています。モニタは、昇降柵を閉扉する際のお客様流動を確認するため、車掌が補助的に使用するものです。また、高槻駅の1番・6番のりばは、ホームの一部がカーブしているため、車掌からお客様の乗降等が直視できない範囲を映すITV(図2)もあります。ITVとモニタの位置関係は図3のようになっており、二つの機器があるのは、当社では高槻駅のみです。そこで、目視やITV、モニタの三つの方法を用いてホーム上を確認するときのモニタの使用実態を把握するため、調査を実施しました。

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    PDF形式(782KB)

  • 5 連続するホーム柵が運転士に与える心理的負担について

    ホーム上の安全性向上のために、ホーム柵の整備が進められています。当社でも、今後、複数の駅でホーム柵を整備する計画です。平成26年度に実施した調査(以下、「前回調査」とする。)では、ホーム柵がない駅に比べて、ホーム柵が設置してある駅(以下、「ホーム柵設置駅」とする。)で停車時に運転士が感じる心理的負担は、高いことがわかりました。そこで、ホーム柵設置駅が連続した場合に、運転士が駅停車などの運転時に感じる心理的負担(以下、「負担」とする。)を把握するため、JR東西線の上り列車を対象に調査を行いました。

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    PDF形式(315KB)

  • 6 ワーク・エンゲイジメントと安全行動

    仕事に関連するポジティブで充実した心理状態をあらわすワーク・エンゲイジメントという概念が提唱されており、ワーク・エンゲイジメントが高い従業員は、仕事に積極的に関与すると言われています。ワーク・エンゲイジメントを高める要因に、仕事の資源(仕事の適性や裁量権、職場環境などのことを指します)があることが分かっており、仕事の資源が高いとワーク・エンゲイジメントを高め、仕事への態度に良い影響を及ぼすこと、一方で、仕事の資源が低いと抑うつ感や疲労感などといったストレス反応が高くなることが明らかになっています。また、ワーク・エンゲイジメントの高さは日常的な違反行動や、場面的な違反行動を低減させることが明らかになっています。しかし、こうした研究は海外にて行われており、日本人を対象にして行われた研究はありません。そこで、今回は日本人労働者を対象に、仕事の資源、ワーク・エンゲイジメントおよび安全行動の関連について検討しました。

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    PDF形式(178KB)

  • 7 227系運転台前面パネルの機器配置に関する研究成果のまとめ(その1)

    227系電車は、約30年ぶりに広島地区に集中的に投入された新型電車です。この電車の運転台前面パネルの機器配置は、平成23年度から25年度にかけて活動した「運転台検討ワーキング(以下、「WG」とする。)」の成果として結実しました。ここでは、設計検討の中でも速度計拡大に関する部分について報告します。

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    PDF形式(574KB)

  • 8 227系運転台前面パネルの機器配置に関する研究成果のまとめ(その2)

    227系電車は、約30年ぶりに広島地区に集中的に投入された新型車両です。この電車の運転台は、運転台検討WGの成果が活かされ、これまでの旧型車両とは図1のように機器配置や運転操作方法が大きく異なります。このため、新しい運転台に対する運転士の習熟過程について調査を行いました。

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    PDF形式(197KB)

過去の主な研究成果について

教材の発行と社内外への配布

事例でわかるヒューマンファクター

2007年3月には研究の成果を安全教材『事例でわかるヒューマンファクター』として発行、全社員およびグループ会社へ配付しました。4月には安全研究所員が各支社に赴き、教材のコンセプトやヒューマンファクターの定義、現場における教材の活用法などについて出前講義を行っています。

また、社内だけではなく社外からも高く評価され、業界を越えての安全への取り組みを呼びかけました。この教材は、専門家からの評価も高く、多くのメディアにも取り上げられ、業種を問わず注目されています。

鉄道に携わる係員として最低限知っておくべきヒューマンファクターに関する事項(32項目)を抽出し、身近な事象を例にあげ、イラストや図表を豊富に盛り込んだわかりやすい内容としました。(A4版100頁)

社内(全社員、グループ会社など)への配布は約52,600部、社外への配布は約94,100部(2016年4月現在)
事例でわかるヒューマンファクター 表紙・内容イメージ

第1章、第2章では、「からだ」や「こころ」の働きによって生じるエラーについて紹介。
第3賞、第4章では職場(集団)で発生しがちなエラーなど、事例をもとにその対策方法を紹介しています。

事例でわかるヒューマンファクター2

2017年3月には『事例でわかるヒューマンファクター』の続編として、前書と同様に学界の知見等も参考にしつつ、現場第一線の管理監督層に知ってほしい事項を盛りこんだ教材を発行、現場第一線の社員およびグループ会社へ配付しました。
管理監督層として実践して欲しい事項(7項)を抽出し、前編より、ステップアップした内容ではありますが、身近な事象を例にあげ、イラストや図表を豊富に盛り込みわかりやすく解説しました。(A4版50項)

この内容についても安全研究所が各支社に赴き、教材の活用法などについて出前講義を行っています。

事例でわかるヒューマンファクター2 表紙・内容イメージ

眠気防止ガイドライン

2009年11月に運転士のための眠気防止ガイドラインを発行しました。安全研究所では、乗務員への眠気防止対策として、学界の知見を参考に、眠気防止に必要と考えられる、個人の「身体や睡眠のメカニズム」を知ってもらう研究をおこなってきました。

また、これまで乗務員区所を中心に眠気防止対策への講義を行ってきましたが、電気や施設社員へも夜間作業に発生する、交通事故防止の対策として、眠気防止への講義を実施しています。(A4版53項)

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