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地域の魅力を深掘りして全国に発信
〜ふるさとおこしプロジェクト〜

中国統括本部 岡山支社 ふるさとおこし本部
本部長 伊東 暁
課長代理 遠藤 茂仁
弘内 玖実

岡山・備後のいいものを全国へ

 岡山・備後エリアの「ふるさとおこしプロジェクト」では、2015年3月の発足以降、この地域にしかない、伝統、文化、自然、食などの魅力的な「いいもの」を見つけ出して、「ふるさとあっ晴れ認定委員会」で「えぇとこ」「えぇもん」「うめぇもん」の3つのジャンルでそれぞれ認定、「いいもの」を全国に伝える活動を行っています。
 プロジェクトのメンバーが岡山・備後エリアの「いいもの」の情報収集を行い、現地を訪問、特にお勧めのものを選定し、その中から委員会で評価・認定を受けています。認定を受けたものについては、ふるさとおこしプロジェクトの公式ホームページでのPRや駅構内での試行販売などを行ったうえで、本格導入・販売しています。
 このほかにも、普通列車を活用して野菜やパンなどを輸送し、駅構内の店舗で販売を行う荷物輸送サービスを行うなど、地域の皆さまと一緒に、人と人、人と地域がつながり、笑顔あふれる豊かな地域づくりに取り組んでいます。

地域の価値を見出し、課題の解決につなげたい

 「いいもの」の発掘にあたっては、岡山・備後エリアがどんなところなのかを考えながら、なぜその地なのか、どのような思いで作られたのかなど、その地域ならではのストーリーを紹介するようにしています。「えぇとこ」「えぇもん」「うめぇもん」の価値をいかに発信するのか、いかに現地に足を運んでいただくのか、また、地域の課題解決にいかにつながるのかを考えながら取り組んでいます。
 例えば、「岡山海苔天」については、元々地域のスーパーなどで販売されていたものを、お土産用にリパッケージ、裏面には海苔の養殖の仕方を紹介することで、地域の特色などの背景・ストーリーを知っていただく工夫を図っており、知名度も上がってきています。
 地域の方々から課題に対する相談をいただいたり、実際に認定された商品を購入された方から「美味しい」「いつも買います」などの声をいただくことが、私たちのやりがいにつながっており、同時に、地域の活性化に少しでもお役に立てていることをうれしく感じています。

「つなぐ」役割をこれからも

 岡山・備後エリアにはまだまだ多くの価値が眠っており、掘り起こしできるもの・場所があります。 今後は、「いいもの」の販売だけでなく、デジタルの力も活用して、さらに積極的に岡山・備後エリアの魅力を発信することで、このエリアに共感し、交流いただける方を増やしていきたいと考えています。
 人と人、人と地域、リアルの場と情報、沿線の地域と地域を「つなぐ」役割を果たしていくことで、地域の価値を高めていきたいと思います。
 そのためにも、これからも、埋もれている「いいもの」を探し続け、全国へ発信していきます。

・ふるさとおこしプロジェクト
http://www.omcd.ac.jp/sukimamori/

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