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JR西日本

目には見えないからこそ、丹念に
日々の移動を守りたい

株式会社JR西日本テクノス 下坂悠稀

一両一両確実に作業を遂行

 新型コロナウイルス感染予防の取り組みとして行っている車両の抗ウイルス・抗菌加工。

 よく手が触れる吊り手や手すり、座席や壁など、場所によって抗菌材の吹き付け回数が異なり、回数の多い場所から順に作業を行っています。

 1回の噴霧量が多過ぎたり、同じ場所に続けて吹き付けると濡れてしまい、液体の固まりが蒸発して浮き上がり、見栄えが悪くなるため、ムラの出ないように、また、吹き忘れのないように気を付けながら、丹念に作業を行っています。

 また、吹き付ける量を一定にするためにも、吹き付ける面に対して90度の角度で噴射ガンの口を持っていくように、集中して作業にあたっています。

お客様により安心してご利用いただくために

  「抗ウイルス・抗菌加工作業により、列車にご乗車されるお客様の不安を少しでも和らげたい」という思いで、作業にあたっています。

 作業中は、お客様が実際に車内でお過ごしになっている、その姿を想像することを意識しています。吊り革や手すりはもちろん、例えば、座席ならどこを触れるだろう、車内が混んできたらドアの上にも手をかけられるだろう、とお客様の動作をイメージしながら噴霧していきます。

 抗菌加工は目に見えないからこそ、いつも以上にご乗車されるお客様を意識して、安全・安心への思いを込めて作業にあたっています。

 作業が完了した車両にそれを証明するピクトグラムを貼る時、今、自分たちにできる術を尽くした満足感とともに、「お客様に安心していただくために、もっと何かできることはないだろうか」 という思いも浮かんできます。この取り組みが、お客様にとって、少しでも安心してご利用いいただけることにつながればと考えています。

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