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考動エコの取り組み

地球環境の取り組みを推進するためには専門的・施策的な取り組みはもとより、その基盤としてJR西日本グループの一人ひとりの地球環境保護の意識高揚を図り、地道な取り組みを続けることが大切であると考えています。

運転技術向上による省エネルギー運転

省エネルギー運転とは、列車運行において、加速時間に多くの電力を消費するため、できるだけ加速時間を短くし、惰性で走る距離を長くして、消費電力を削減する運転方法です。当社の鉄道事業におけるエネルギー消費の大部分を占める列車運転エネルギーの削減に貢献するため、省エネルギー性能の高い車両の導入に加え、省エネルギーを意識した運転にも取り組んでいます。
駅間ごとに設定された所要時間の中で、加速やブレーキのタイミングなどを記したマニュアルを各箇所で策定しており、運転士の運転技術の向上により、省エネルギーが実現します。
策定にあたって、職場内で議論することで、各自が持つ運転技術の共有や、一人ひとりがより良い運転方法を自ら工夫するきっかけにもなっており、安全性や乗り心地に加え、省エネルギーの観点からもベストな運転方法につながります。
また、社内ネットワークの掲示板を活用し、運転士一人ひとりが自らの運転技術を公開することで、切磋琢磨しながら運転スキルを向上させていく仕組みづくりも進めています。
社員一人ひとりが省エネルギー運転を推進することで、車両や設備の省エネルギー性能だけによらない列車運転エネルギーの削減に貢献しています。

西日避けのグリーンカーテン設置

新山口新幹線土木技術センターでは、高架橋修繕工事の施工会社となる三井住友建設蒲lが、現場事務所において、ゴーヤ・スイカ・アサガオを植え、西日避けのグリーンカーテンにしました。緑のカーテンにより太陽光が遮られるとともに、植物の蒸散作用でカーテンの温度が周囲温度より下がるので、太陽光が持つ熱エネルギーを約80%カットする効果があるといわれています。当区は、これからもお取引先様との環境コミュニケーションを通じて、当社発注工事から排出するCO2削減に努めます。

地域の保育園や幼稚園へ赴き出前授業

四条畷駅では、地域の保育園や幼稚園へ赴いて出前授業を実施し、踏切の安全な横断方法や乗車マナーを勉強するとともに、鉄道が環境にやさしい乗り物であることを紹介することで、鉄道に興味を持っていただき、小さな鉄道ファンを増やす取り組みを進めています。園児の皆さんの安全や環境に対する意識を高めるとともに、将来にわたり地球の笑顔を見続けられるよう、私たちは地球環境保護を意識して取り組みます。

雨水を利用した打ち水

和泉砂川駅では、ヒートアイランド対策として、朝・夕方の効果的な時間帯に雨水や風呂の残り水などを活用した打ち水を実施しています。打ち水を実施することで、水が蒸発する際の気化熱の働きで周囲の温度を下げることができるとともに、雨水や排水などの再使用で、水資源の有効な活用につながります。また、打ち水を行う時間は、気温が上がっていない朝や気温が下がり始める夕方がおすすめです。

地域の皆様と連携した清掃活動

ラムサール条約湿地に登録されている中海・宍道湖(島根)での清掃活動の様子

大元公園(岡山)の清掃活動の様子

茶道石川流発祥のお寺として有名な慈光院(奈良)までの参道の清掃活動の様子

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