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地球環境問題に対する基本的な考え方

企業の社会的責任と社員一人ひとりの考動エコの推進

JR西日本は、グループ会社と一体となって地球環境保護に取り組み、持続的発展が可能な社会の実現に貢献します。

行動指針

  • 1私たちは、地球環境にやさしい企業グループを目指し、資源の適正かつ有効な活用を図ります。
  • 2私たちは、地球環境保護のために、技術開発や創意工夫に努めます。
  • 3私たちは、常に地球環境保護を意識して行動します。

生物多様性保全の取り組み

  • 1事業活動で生態系への影響を低減する取り組み
  • 2生物(植物)の潜在能力との協働

 JR西日本グループは、めざす未来である「人々が出会い、笑顔が生まれる、安全で豊かな社会」の実現に向けた取り組みを通じて、持続的発展が可能な社会の実現のためのSDGs達成に寄与すべく「将来世代を含め、誰もが生き生きと活躍し続けられる西日本エリアの実現」をめざしています。
 なかでも地球温暖化防止・気候変動対策の分野では、脱炭素社会への移行の動きが急激に速まっています。私たちは、環境にやさしい鉄道の強みを磨くことで、脱炭素社会に向けた社会の変化を機会として最大限に活かしつつ、グループの事業活動を通じて、地球環境の保護と持続可能な社会づくりに貢献していきます。

推進責任者
取締役兼常務執行役員
経営戦略本部長
坪根 英慈

坪根 英慈(写真)

地球環境保護活動の推進体制

JR西日本グループは、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、長期にわたり持続的に発展するために、地球環境保全に係る取り組みを推進することを目的に、社長を委員長とした「地球環境委員会」を設置しています。同委員会は、本社部門を所管する常勤取締役や主な部門長により構成し、地球環境保護のグループとしての基本方針や環境に係る中長期の計画および目標設定、取り組みの計画策定といった重要事項を審議しています。
また、地球環境委員会の活動の着実な推進を図るため、「鉄道部会」、「カンパニー・グループ会社部会」、「考動エコ部会」の3つの部会を設置しています
支社等にも、支社長等を委員長とする「支社等地球環境委員会」を設置し、お客様に一番近い現場での環境マネジメントシステムの推進に重点を置き、取り組みを進めています

地球環境委員会構成図

環境目標

「JR西日本グループ中期経営計画2022」の環境目標

2021年度も省エネルギー車両の導入を進めるなどにより、エネルギー消費原単位の改善を図りました。また、お客様の廃棄された駅ごみ・列車ごみと鉄道資材発生品のリサイクルに継続的に取り組み、目標設定した高いレベルのリサイクル率を達成しています。

環境目標項目 2020年度実績 2021年度実績 2022年度目標値
(T)エネルギー消費原単位(2013年度比)[注釈1] -3.8% -4.7% -3%
(U)省エネルギー車両比率 89.5% 90.1% 88%
(V)駅ごみ・列車ごみ(資源ごみ)リサイクル率 99.5% 99.4% 96%
(W)鉄道資材発生品 リサイクル率 (W)-T設備工事 98.0% 97.4% 97%
(W)-U車両 95.1% 95.8% 92%
(X)環境に配慮した駅および業務用施設の推進
  • [注釈1]エネルギー消費原単位:車両1両を1キロメートル走行させるのに必要なエネルギーのことで、エネルギー効率を表しています。

環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン2050」

環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン2050」を策定し、2050年にJR西日本グループ全体のCO2排出量「実質ゼロ」をめざします。その達成に向け2030年度にCO2排出量46%削減(2013年度比)をめざします。これらの取り組みにより、脱炭素社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。

気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に基づく情報開示

JR西日本グループは気候変動への対応を将来にわたっての事業継続のための重要な経営課題であると認識し、気候変動から生じる、さまざまなリスクと機会の把握に努めています。
当社はTCFD提言へ賛同するとともに、TCFDへの賛同企業により組織される「TCFDコンソーシアム」に参加しています。
今後、TCFD提言に基づく情報開示を進めるとともに、気候変動に適切に対応し地球環境保全に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

JR西日本グループ全体のCO2排出量(スコープ1、2、グループ)

CO2排出量の推移と目標(スコープ1+2、グループ)

NEXT地球温暖化防止の取り組み(省エネルギー)

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