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ヒューマンエラーとヒューマンファクター

取り扱う装置や設備とのインターフェイス

人間が機械を操作するとき、無理な姿勢をしないといけなかったりスイッチ類の配置が判りにくかったりすると、誤った操作をする可能性が高くなり、また表示画面が見にくかったりすれば、誤った判断の原因となります。

そもそも、装置や設備を設計する人間は、それらを使用する人間とは必ずしも同じことを考えているとは限りません。人間と装置のかかわりを考えるポイントには、寸法・操作力・接触面などの「身体的側面」、情報の表示方法・操作手法などの「頭脳的側面」、単調な作業による注意力の低下や疲労などの「時間的側面」、照明・空調・騒音などの「環境的側面」、教育・訓練・マニュアルや迷ったときのサポートなどの「運用的側面」があると言われています。
(参考文献:「ヒューマンデザインテクノロジー入門」 山岡俊樹著)

とくに「頭脳的側面」について検討する場合、ある機器に対する操作イメージ「○○という機器・装置はこういうものだ、と思っているイメージ」(メンタルモデル)は、装置等の設計者とそれを操作する人間とでは異なっていることがあります。そのため、装置や設備の操作ミスを減らし、使い易いものにするためには、装置の設計者が使用する側の立場に立って考える、それらを使用する人間の特性を十分理解して設計するということが求められます。

また、一連の作業を行う場合、必ずしも一つの装置と一対一で作業するとは限りません。また、一つの装置を相手にしていても、多くの情報が同時に表示されることもあります。人間の注意力は、短時間にいくつかのものに向けることはできますが、同時に複数のものに注意を向けることはできません。同時に複数の警報が鳴ったり、いくつかの表示を同時に見比べて判断しなければならないときなど、経験に基づいて情報を自動的に選択するという人の特性によって、最も重要な情報を見落としてしまう恐れが生じます。

特に設計者の異なる装置類を複数同時に扱うような作業の場合、システム全体をみて、統一した考え方の下で装置類の動作をチェックすることが重要であると考えています。

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