長門長沢駅 踏切障害事故対応訓練の実施
広島支社では、「鉄道安全考動計画2022」に基づき「安全最優先の柔軟な対応力の向上」に取り組んでいます。その一環として、踏切障害事故が発生した場合に備え、併発事故の防止および迅速な救助体制の確立を図ることを目的に、警察・消防関係者のご協力のもと対応訓練を次のとおり実施しました。
1 実施日時
2019年12月9日(月曜日) 11時10分から13時まで
2 実施場所
小野田線 長門長沢駅
3 訓練想定
長門長沢〜雀田駅間の踏切(警報機と遮断機がない)において、踏切障害事故が発生したことを想定する。
運転士は、走行中に踏切を横断する人影を認め、直ちに気笛吹鳴と同時に非常ブレーキを使用するも及ばず衝撃し停車した。その後、運転士は直ちに併発事故防止を行うとともに関係箇所への速報と安全を確保したうえで駅社員および消防・警察と連携を行う。車両に巻込まれた負傷者はエアージャッキを使用し救出活動を行う。
4 訓練内容
(1) 乗務員による併発事故防止
(2) 乗務員による輸送指令への事故速報と状況把握
(3) 現地連絡責任者と指令情報統括者間の連絡体制
(4) 現地連絡責任者の引継
(5) エアージャッキによる負傷者の救出方の確認
(6) 駅社員など、消防および警察間の情報連絡体制の確認ほか
5 参加箇所
山口県宇部警察署、宇部・山陽小野田消防局
JR西日本
計:約70名