新幹線台車の安全確保について(追加のお知らせ)
2月28日にお知らせいたしました新幹線台車の安全確保について、以下の3点を追加でお知らせいたします。
1 川崎重工製の当該と同形台車の調査結果による内訳(当該台車を除く)
なお、3月16日時点の交換済台数につきましては、下表のとおりです。
※注釈:3月29日時点での交換済台数につきましては、こちらのニュースリリースをご覧ください。
2 運用中の車両における超音波探傷の実施時期
・エコー反応があった台車について(対象6台)
約1カ月ごとの交番検査周期で実施していきます。
・板厚が薄い(最小値7ミリメートル未満)台車について(対象86台)
約1年ごとの全般検査・台車検査の際およびその中間の時期に実施していきます。
3 当該台車のき裂の進展速度
・溶接による割れは製造当初から発生していたものと考えております。
・破面の腐食状態から、き裂が側バリ底面を広がって側面下部(可視部分)まで進展するまでには相当な時間(年単位)が経過していたと考えております。
・側バリ側面下部(可視部分)にき裂が出てきてから、今回のき裂の長さに至るまで、数カ月は経過しているものと考えております。