古民家を活用し地域活性化実現へ!!
JR西日本、株式会社NOTE、バリューマネジメント株式会社
歴史的建築物を活用した地域活性化に向け、業務協力に係る協定書を締結
西日本旅客鉄道株式会社
株式会社NOTE
バリューマネジメント株式会社
西日本旅客鉄道株式会社(以下、「JR西日本」)と株式会社NOTE(以下、「NOTE」)およびバリューマネジメント株式会社(以下、「バリューマネジメント」)は、主にJR西日本エリア内において古民家などの歴史的建築物を活用した地域活性化に向けた業務協力に関する協定書を締結いたしましたのでお知らせいたします。
※注釈:なおNOTEについてはJR西日本グループのコーポレートベンチャーキャピタルであるJR西日本イノベーションズが出資を決定いたしました。
1 業務協力の目的について
古い町並みの再生や魅力的な宿泊施設の運営により、西日本エリアの観光活性化および鉄道利用の促進を図るとともに、雇用の創出などにより地域経済を循環させることを目的としています。
2 各社について
・JR西日本(http://www.westjr.co.jp/)
「西日本エリアの幅広いネットワークを活かした事業創出」
「JR西日本グループ中期経営計画2017」において掲げた「地域共生企業」となるべく、沿線地域において行政や地元企業と連携して地域活性化に向けたさまざまな取り組みを行う。
・NOTE(http://plus-note.com)
「空き家となった古い民家などを改修し、宿泊施設やレストラン、ショップなどに再生する事業を手掛ける」
篠山市を中心に歴史的資源を活用した地域活性化をめざし、古民家などをホテルやレストランなどの商業施設に改修する事業を行う。
・バリューマネジメント(http://www.vmc.co.jp)
「首都圏および京阪神エリアを中心に、ウェディング事業や施設オペレーション事業を手掛ける」
日本独自の文化を後世に紡ぐ事をめざし古民家などを活用した宿泊および婚礼事業の運営を行う。篠山市などでNOTEと協力した事業運営を行う。
3 NIPPONIAについて
NIPPONIA(https://nipponia.or.jp/)は、各地に点在して残されている古民家を、その歴史性を尊重しながら客室や飲食店、または店舗としてリノベーションを行い、その土地の文化や歴史を実感できる複合宿泊施設として再生していく取り組みです。この取り組みは、地域再生法に基づく「地域再生推進法人」の指定を受けた(2014年)一般社団法人NOTEをはじめとする各分野のエキスパートが参画するプロジェクトとして、関西圏国家戦略特区の特区事業認定を活用し、建築基準法の緩和や旅館業法の特例、また観光活性化マザーファンドの出資を受けての実施など、数多くの「今後の地方創世のあり方」を見ることができる先導事例として実施されています。
4 今後の展開について
(1)NOTEとバリューマネジメントがこれまで取り組んできたNIPPONIAホテル事業などを当社エリア内で検討・推進してまいります。(瀬戸内エリア、山陰エリアなど)
(2)各エリアでの具体的な開発については、地元自治体や企業・金融機関などと連携して進めてまいります。