平成17年4月25日、弊社は、106名のお客様の尊い命を奪い、500名を超える方々を負傷させるという、極めて重大な事故を惹き起こしました。改めましてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様には衷心よりお詫び申し上げます。また、お怪我をされた皆様にも深くお詫び申し上げますとともに、一日も早いご快癒を祈念いたします。あわせまして、沿線住民の皆様、その他事故に関して多大なるご心労、ご迷惑をおかけいたしました皆様方に、心からお詫び申し上げます。
また、航空・鉄道事故調査委員会等の調査・捜査段階における弊社役員等による働きかけや資料提出不備などの行為により、被害に遭われた方々をはじめ、ご利用いただいているお客様、さらには広く社会全体に深いご不信の念を抱かせてしまいましたことについても、深くお詫び申し上げます。昨年11月には、この問題にかかる調査結果ならびに再発防止策等の改善措置を国土交通大臣に報告いたしました。現在、再発防止や企業再生に向け、昨年12月に新設した私直属の「企業再生推進本部」を中心にこの改善措置の具体化に取り組んでおり、今後、着実・迅速に実行に移してまいります。
弊社は、今回の一連の事象を深く反省した上で、被害に遭われた方々はもとより、お客様や株主、社員、地域、社会など、弊社に関係する全ての方々と誠実に向き合うとともに、福知山線列車事故を決して忘れることなく、改めて弊社の経営の三本柱、すなわち「被害に遭われた方々への精一杯の対応」、「安全性の向上」、「変革の推進」を強力に推進してまいります。そして、弊社およびJR西日本グループの社員一人ひとりが、お客様のかけがえのない尊い命をお預かりしている責任を強く自覚し、安全第一を積み重ね、お客様から安心、信頼していただける鉄道を築き上げることに全力をあげて取り組んでまいります。
平成22年2月