お客様が列車の閉まりかけたドアに当たった事象について
2020年2月5日、福塩線 駅家駅においてお客様が列車の閉まりかけたドアに当たった事象が発生しました。このような事象を発生させてしまい大変申し訳ございません。再発防止に向けて、指導を徹底してまいります。
1 発生日時
2020年2月5日(水曜日) 午前9時8分ごろ
2 場所
福塩線 駅家(えきや)駅
3 列車
下り普通列車 2両編成
福山駅(8時44分)発、府中駅(9時26分)行
お客様:約100名
4 概況
午前9時8分ごろ、福塩線 駅家駅の係員は、お客様から「列車から降りる際に、ドアが閉まりかけて両手首付近に当たり、痛みがある」との申告を受けました。このため、お客様のお名前と連絡先をお伺いし、一旦出場していただきました。
その後、午後1時15分ごろ、駅家駅の係員に、再度「痛みがある」との申告がありました。
※注釈:お客様は目の不自由な方で、白杖をお持ちでした。(1名)
※注釈:ドアが閉まりかけた際に、介助をしていた駅係員が気付き、車両の外側 ドア横にある「開」のスイッチを扱い、約60センチの隙間を残し、ドアを再度開きました。
※注釈:ドアが閉まりかけた際に、駅係員は先にホームに降り、お客様の両手を引いて先導し、お客様は列車からホームへ降りようとしておられました。
5 原因
運転士が乗降の確認をした際に、誤って手がドアを閉めるスイッチに当たったためです。
6 対策
お客様の乗降確認を徹底し、機器の取り扱いを確実に行うように指導してまいります。