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ニュースリリース

2019年12月20日
その他

JR西日本と大阪芸術大学が連携
大阪環状線 鶴橋駅において「駅空間演出」の実証実験
〜大阪芸術大学アートサイエンス学科学生がプロジェクションマッピングを活用し空間演出〜

西日本旅客鉄道株式会社
学校法人塚本学院大阪芸術大学

 当社は、2023年春に開業予定のうめきた(大阪) 地下駅におけるサービス提供の実現に向けた可能性を検討するため、2019年8月から大阪環状線 鶴橋駅中2階コンコースにおいて、プロジェクションマッピングを活用した「駅空間演出」の実証実験を行っております。
 その取り組みのなかで今回、学校法人塚本学院大阪芸術大学と連携し、2019年12月23日(月曜日)よりさらなる魅力的なサービス提供の実現可能性を検証いたします。

詳細

1 概要
(1)場所
 大阪環状線 鶴橋駅 中2階コンコース

(2)時期
 2019年12月23日(月曜日)始発より

2 実証実験の内容
 現在、西日本旅客鉄道株式会社では、大阪環状線 鶴橋駅で、プロジェクションマッピングを活用し、駅構内のスペースを活用した空間演出の手法を検証しております。
 今回は、「大阪の魅力を伝える」をテーマとした学校法人塚本学院大阪芸術大学のショートムービーを活用し、映像作品による空間の演出について、お客様がどのように感じられるのかなどを確認します。

3 大阪芸術大学の取り組みと作品コンセプトについて
 大阪芸術大学は産官学連携プロジェクトを通じて、実際の現場での学びを展開しています。それぞれの環境にあわせた作品制作を学ぶ、生きた教材として、また、日ごろ学んでいる成果を発表する場として、さまざまな現場でのプロジェクトに取り組んでいます。今回は15学科の中から、アートサイエンス学科の学生が映像コンテンツ制作に挑戦しました。
 参加学生たちは「大阪の魅力を伝える」というテーマのもとに自由な発想で映像制作を行い、7つのショートムービーを作成。駅空間演出として映像がいかに機能するかという課題に取り組みました。

4 ショートムービー紹介(一部)
 制作学生コメント:
 映像表現を中心に制作活動をしているため、はじめて大阪にきた時に見た印象的ななんばの夜景を、ネオンをイメージした映像で表現することで大阪の空気感を表現しました。

ムービーイメージ


 制作学生コメント:
 普段には感じられない大阪の一面を表現するために、実写撮影とイラストとふたり別々に担当して映像制作を行いました。深夜の大阪を動きのあるカメラワークで切り取り、女性のイラストを合成してマッチムーブで動きを合わせる独特な表現を試みました。

ムービーイメージ


5 大阪芸術大学 アートサイエンス学科とは
 世界規模で情報化が進むなか、ITを組み込むことで利便性や機能性のみならず、表現技術のクオリティまで大きく進歩し、今ではデジタルアートが美術品として認められるようにもなりました。またスペースデザイン、衛星通信、医療情報技術、電子出版、VRによる仮想空間に至るまで、その活用対象は多方面に広がっています。デジタルテクノロジーが欠かすことのできない社会になりつつある現在、こうした時代や社会背景のなかでクリエイティブな才能を発揮していくためには、想像力と創造力に関わる広範なサイエンスを理解し、さらに手技としてのテクノロジーを存分に習熟する必要があります。
 アートサイエンス学科では、多様化・複合化が進むジャンルやメディアに対応できる表現を探究し、テクノロジーを理解・応用して、プロダクトやサービスを生み出すための発想力や構想力、プロデュース力を育成。そして、既存の物事にとらわれない発想力、問題提起・解決能力、コミュニケーション力などを身につけ、大きく変化すると言われるこれからの社会環境を生き抜くスキルを磨きます。

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