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ニュースリリース

2019年11月20日
経営関連

2019年11月 定例社長会見
1.最近の営業・輸送概況
2.新幹線の安全性向上の取り組み
3.うめきた(大阪)地下駅における挑戦 〜世界初方式のホームドア開発の着手〜
4.「WEST EXPRESS 銀河」の運行概要

詳細

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 ※注釈:11月定例社長会見は映像でもご覧いただけます。

1 最近の営業・輸送概況
【取扱収入】
 10月は、台風19号の影響に加え、増税前の先買い購入の反動減などにより、収入計で85%と前年を下回って推移しました。
 11月は、文化の日3連休による休日増などにより、収入計で前年を上回っています。

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 ※注釈:駅などでの取扱高(消費税を含む)を示します。 
 ※注釈:直営の速報値です。(旅行会社発売分などを除く)

【ご利用状況】
 10月は、山陽新幹線は、台風19号の影響を受けたものの、後半のご利用が堅調であったことなどもあり、対前年100%と前年並みのご利用となりました。
 北陸新幹線は、直通運転見合わせの影響もあり、53%、在来線特急は、北陸新幹線直通運転見合わせの迂回利用で「しらさぎ」が大きく前年を上回ったものの、同台風の影響もあり、100%と前年並みのご利用となりました。
 アーバンネットワークは、前年を上回っています。
 11月は、14日時点では、休日増の影響もあり、山陽新幹線、在来線特急アーバンネットワークは前年を上回っています。
 北陸新幹線は、東京〜金沢駅間の直通運転を再開したものの、対前年92%と前年を下回っています。

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 ※注釈:実績は速報値です。

2 新幹線の安全性向上の取り組み
 高速鉄道である新幹線は、小さなリスクも大きな事象に結びつく可能性があることや、頻度が低くとも被害は重大になる可能性が高いという特性があることを踏まえ、車両や設備の安全性を向上するとともに、運行オペレーションに携わる社員の対応力向上にも努めてきました。
 さらに、台風や地震、豪雨など、激甚化する自然災害への備えに努めるとともに、セキュリティの向上にも取り組んできたところです。

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【新幹線車両の安全】
 走行中の新幹線車両における台車の異常を地上の温度センサーで検知する台車温度検知装置については、3月に1台目を徳山〜新山口駅間の上り線に設置しました。
 今年度内には、徳山〜新山口駅間の下り線に1台、岡山〜新倉敷駅間の上下線に2台の設置を予定しています。
 残り6台は来年度に設置する予定で、順次監視体制を確立していきます。

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 車上で台車の異常を検知するシステムについては、N700系Aタイプは、車両所で空気ばね圧力により台車の異常を監視・分析する機能について、本年3月末に整備が完了しました。
 また、N700系8両編成は、台車部品の振動により検知するシステムの工事に着手しています。
 その他の車種についても順次検討を進めています。
 さらに、昨年11月にご紹介した列車の走行音から異常を検知する技術開発について、これまで実証実験を実施した結果、検知できる見込みが立ち、今年度末ごろの試行開始を目指しています。

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【運行オペレーションに携わる社員の対応力向上】
 社員の教育・訓練の1つとして、運転士・車掌を対象にしたThink-and-Act Trainigにも取り組んできました。
 今年度からはその訓練に、客室乗務員や車両保守担当、パーサー・指令員が新たに参加し、さらにコミュニケーション力や連携力を高める取り組みを進めています。
 自然災害への備えと設備の強化については、これまでも、ハードソフト両面からさまざまな取り組みを進めてきましたが、先月の台風19号による長野新幹線車両センターの浸水を踏まえ、あらためて設備所在地の想定浸水深を確認し、さらなる対策を検討しています。

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【列車内や鉄道施設内のセキュリティ向上】
 列車内は警備員による警備、客室内への防犯カメラの整備を進めています。
 N700系Aタイプはすでに整備を完了しており、さくら・みずほのN700系8両編成も、今年度末までに完了予定です。
 また、地上の重要設備の警備強化や、テロや犯罪の発生を想定した訓練も計画的に実施しています。
 今後も、社員の対応力、安全を高める設備、組織の安全管理、この3つを偏りなくレベルアップし、さらに連携していくことで、新幹線の安全を確かなものにしていきます。

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3 うめきた(大阪)地下駅における挑戦
【うめきた(大阪)地下駅における「JR西日本技術ビジョン」の具現化】
 うめきた地下駅における挑戦として、世界初の方式となるホームドアの開発に着手しましたので、お知らせします。
 当社は、昨年3月に、おおむね20年後のありたい姿の実現を技術面から模索していく、「JR西日本技術ビジョン」を公表しました。
 この技術ビジョンを実現するためには、具体的なフィールドで検討に着手することが必要と考えており、2023年春開業予定の「うめきた地下駅」を、技術ビジョンを具体化する未来駅と位置づけました。
 現在、うめきた地下駅をどのような未来駅にしていくか、プロジェクトチームを立ち上げて検討し、既存の駅でさまざまな実証実験を行いながら具体化しています。
 しかるべきタイミングで目指す駅の姿をお示ししたいと考えています。ぜひご期待ください。

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【世界初方式のホームドアの開発・検証】
 うめきた地下駅には、なにわ筋線の開業まで見据えると、当社や南海電鉄様の多様な車両が入線すると想定しており、既存のホーム柵では対応が困難です。
 そこで、世界初となる、あらゆる車種・編成に応じて開口を構成できるフルスクリーンホームドアの開発に着手しました。

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 特徴は、当社で展開しているホーム柵システムによって入線車種・編成を判別し、車両ドア位置に応じた開口を構成できることです。
 また、上部のマシンケースに扉駆動部・配線を全て収納することで、扉のスリム化を実現しました。

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 安全性にも十分考慮して検討を進めています。
 ホームドアとお客様との衝突を防止するため、サイネージのある親扉上部の両端に2Dセンサーを搭載し、検知したら動作が停止します。
 また、ホームドアと車両間に3Dセンサーを設置し、取り残しを防ぎます。
 まだ開発段階であり、今後さまざまな課題を乗り越えて、うめきた地下駅での挑戦として、ぜひ実現していきたいと考えています。

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4 「WEST EXPRESS 銀河」の運行概要
 来春の運行開始に向けて検討を進めている「WEST EXPRESS 銀河」について、運行概要が決定しましたので、お知らせします。
 この列車は、2017年から運行している「トワイライト エクスプレス 瑞風」のような、高価格で、パッケージ旅行を提供する列車とは異なり、カジュアルに、また自由に行程を組んでいただく旅を提供する列車として計画しています。
 一方で、地域の皆様と一緒につくりあげ、西日本の魅力の発信と地域の活性化を目的に導入するという意味では、使命を瑞風と同じくする列車です。
 来年5月8日、京都駅発、出雲市駅行きの夜行特急列車として運行開始し、以降9月までは、関西と山陰を結びます。
 そして、「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」が開催される10月からは、東海道・山陽線を経由して、関西と山陽とを結ぶ、昼行の特急列車として運行します。
 運行頻度は、どちらも週2往復程度を予定しています。

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 下り列車は、京都駅を21時ごろに出発、新大阪・大阪・三ノ宮駅などに停車し、山陽本線、伯備線を経由して山陰方面に向かいます。
 翌朝は、鳥取県の伯備線・生山駅を皮切りに、米子駅や松江駅などに停車し、終着駅は出雲市駅です。
 一方、上り列車は、出雲市駅を16時ごろに出発し、松江駅や米子駅などに停車、岡山県の伯備線・備中高梁駅に停車した後は、深夜ゆっくりと走り、朝の6時ごろ大阪駅に到着します。

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 きっぷは、インターネットで国内外からご予約いただけるほか、主な駅や旅行会社の窓口で発売します。
 また、お客様に、多様な旅の楽しみを提供するため、車内外でのさまざまなおもてなしを、地域の皆さまと一緒に計画しています。
 例えば、長時間停車する駅では、沿線の魅力ある特産品や飲食物の販売、伝統芸能の披露などを、車内では、4号車のフリースペースに、地域の方に一部区間乗り込んでいただき、ふれあいを楽しんでいただけるような時間の提供なども考えています。
 これらを通じて、沿線の魅力を感じていただいたり、地域の方との交流が生まれればと考えています。

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 駅事務室の不適切な掲示がありました。
 ご被害者の皆様にご不信の念を与えかねない望ましくないものであり、誠に遺憾です。
 引き続き、事故を心に刻み続ける取り組みを積み重ねていきます。

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