このページの本文へ移動

ニュースリリース

2019年9月20日
経営関連

「MaaS推進部」を設置します

 人口減少や技術革新など、外部環境が大きく変化する中で、さまざまな移動を一つのサービスとして捉える「MaaS(Mobility as a Service)」は当社グループにとっても重要なテーマと認識しており、今年秋からは「せとうちエリア」において観光型MaaS「setowa」の実証実験を開始する予定です。
 今後、これに加え都市部や中山間地域におけるMaaSの展開を通じ、西日本エリアをシームレスにご利用いただける社会の実現を目指すため、総合企画本部に「MaaS推進部」を設置いたします。

詳細

1 当社が目指すMaaSのイメージ
(1)複数の交通手段を組み合わせた目的地までのシームレスな検索・予約・決済(狭義の交通MaaS)に留まらず、観光面や生活面など、移動の目的となる生活サービスとの連携、さらには地域の皆様とともに地域課題の解決を図り、まちづくりへ貢献できるMaaSの構築を目指します。

(2)鉄道をはじめとする当社グループ事業だけでなく、さまざまな事業者の方々とも連携し、観光型に加え都市型、地方型など、お客様のニーズを捉えたMaaSを構築し、新幹線や特急列車といった都市間輸送手段でこれらを結ぶことにより、西日本エリアをシームレスに繋ぐことを目指します。

 ※注釈:MaaSの実現したいイメージについてはこちらをご覧ください。(PDF形式 375キロバイト)

2 今後の進め方
 西日本エリアにおいて「大阪・関西万博」の開催や「広島駅南口広場の再整備」が予定されるなど、モビリティに関する大きな転換点となることが予想される「2025年」をターゲットとして、個々のお客様のニーズにお応えできるサービスの提供を目指し、各エリアにおける連携スキームの構築やMaaSアプリの実装を順次進めてまいります。

3 設置時期
 2019年10月1日(火曜日)


(参考)当社におけるこれまでの取り組み
 ・2019年2月15日
 篠山市、日本交通株式会社、株式会社電脳交通、当社が協力し、兵庫県篠山地区で観光客向けタクシー乗り放題サービスの実証実験を行いました。

 ・2019年5月20日
 株式会社南紀白浜エアポート、明光バス株式会社、当社により、シームレスな移動でにぎやかな紀伊半島を目指し、包括連携協定を締結しました。

 ・2019年7月11日
 尾道市と当社が「2019年度IoT技術等を活用したグリーンスローモビリティの効果的導入実証事業」に申請し、採択されました。

 ・2019年7月17日
 せとうちエリアにおける観光型MaaS「setowa」の実証実験の実施について発表しました。

 ・2019年8月26日
 せとうちエリアにおける観光型MaaS「setowa」の実証実験の詳細内容について発表しました。

ニュースリリース一覧に戻る

以下のカテゴリから検索できます

以下の詳細カテゴリからも検索できます(2017年度以降のニュースリリース対象)

エリアを選択

年度・月を選択