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ニュースリリース

2019年7月17日
経営関連

2019年7月 定例社長会見
1.最近の営業・輸送概況
2.地上検査の車上測定
3.せとうちパレットプロジェクト(観光型MaaS実証実験)
4.「トラベルサービスセンター新大阪」の開設
5.訪日のお客様向け券売機QRコード決済サービス

詳細

会見ビジュアル

 ※注釈:7月定例社長会見は映像でもご覧いただけます。

1 最近の営業・輸送概況
【取扱収入】
 6月は、昨年の大阪府北部地震の反動増などにより、収入計で対前年104.5%と前年を上回りました。
 7月は、15日時点では、昨年の西日本豪雨の反動増などにより対前年112.5%と前年を上回っています。

収入状況の表

 ※注釈:駅などでの取扱高(消費税を含む)を示します。
 ※注釈:直営の速報値です。(旅行会社発売分などを除く)

【ご利用状況】
 6月は、昨年の大阪府北部地震の反動増などにより、山陽新幹線対前年104%、在来線特急同108%、アーバンネットワーク同114%と前年を上回りました。
 北陸新幹線は、同100%と前年並みのご利用となりました。
 7月は、昨年の西日本豪雨の反動増および3連休のご利用好調などにより、山陽新幹線対前年121%、在来線特急同147%、アーバンネットワーク同121%と前年を上回りました。
 北陸新幹線は、昨年度の特急運休に伴う迂回利用の反動などにより、前年を下回っています。

ご利用状況の表

 ※注釈:実績は速報値です。

2 地上検査の車上測定
【メンテナンス(検査)のシステムチェンジ】
 地上で係員が実施している検査を走行中の車両での測定に転換していく取り組みについてです。
 当社では、中期経営計画で基本戦略の一つに掲げた「生産性向上」において、新しい技術を使った「メンテナンスのシステムチェンジ」に取り組んでおり、その中の検査分野です。
 具体的には、これまでも線路設備診断システムや車両状態監視装置を取り入れ、労働人口が減少する中でも安全で持続可能な鉄道の実現を目指してきました。
 本日は、第3弾として地上検査の車上測定に資する鉄道MMSについてお知らせします。

ビジュアル1


【鉄道MMSの活用】
 鉄道MMSは、道路分野で普及しているモバイル・マッピング・システムを鉄道分野に応用したものです。
 具体的には、線路上を走行しながら鉄道および周辺設備の3次元位置情報を取得します。
 従来は人手で測っていた建築限界やホーム限界などを車上でそのまま測定するとともに、判定の自動化も予定しています。
 さらに、現地に行かなくても現場調査や測量が可能になり、仮想空間での工事計画や安全対策の検討、図面・台帳作成の効率化なども期待できます。
 今回確立した鉄道設備の一部検査の実施と判定処理技術については、国内ではこのような事例を聞いたことはなく、初の試みと考えています。

ビジュアル2


【開発経緯と今後の計画】
 当社は2013年にアジア航測様と資本・業務提携を結び、鉄道MMSを共同で研究開発を進めてきました。
 アジア航測様におかれましては、この技術による鉄道事業者向けのサービス開始を先般発表されたところです。
 当社では新幹線および在来線で全社的に適用するための必要な改良や検査判定の自動化機能を追加し、2021年度から運用開始予定です。

ビジュアル3


3 「せとうちパレットプロジェクト」観光型MaaSの実証実験
【プロジェクトの概要・取り組み】
 昨年5月から展開している「せとうちパレットプロジェクト」ではこれまで、さまざまな取り組みを進めてきました。

ビジュアル4

【MaaSに対する取り組み】
 人口減少や技術革新など、外部環境が大きく変化する中で、さまざまな移動を一つのサービスとして捉える「MaaS」は当社グループにとっても検討すべき重要なテーマと認識しています。
 当社エリアには、「都市型」「郊外型」「観光型」などに適したさまざまな地域がある中で、自治体や関連する事業者の皆様と連携し、新たなモビリティやICT技術の活用について検討しています。
 本日ご紹介する「観光型MaaS」を最初の一歩として、さまざまな類型のMaaSに取り組み、シームレスかつストレスフリーな交通サービスの提供、生活サービスや観光振興との連携により、まちづくりに貢献することを目指していきます。

ビジュアル5



【せとうちエリアにおける観光型MaaS実証実験】
 尾道・福山など、広島県東部を中心とするエリアで本年10月から来年3月まで実施します。
 実施主体は当社ですが、現地の船舶、バス、タクシー、レンタカー、レンタサイクル、カーシェアリングなどを事業展開する会社様、ならびに飲食店や宿泊施設を情報提供する会社様にもご協力いただきます。
 内容としては、今回開発するMaaS専用スマートフォン用アプリを利用していただき、移動手段や観光施設、飲食店や宿泊施設といった旅行スケジュール全体の作成・変更・予約決済を行っていただくものです。
 なお、アプリの開発は経路検索サービスを展開する「ジョルダン」様と共同で行います。

ビジュアル6


【観光型MaaS実証実験 アプリイメージ】
 行程作成と予約決済という大きく2つの機能がありますが、まずは行程作成です。
 目的地や日程を入力すると、地元のおすすめ観光コンテンツや観光施設、飲食店や宿泊施設など途中の立ち寄り地が検索でき、ご希望の施設を登録していくと、その間のすべてのルート検索が行われ、旅行全体のスケジュールを組み立てることができます。
 作った旅程は保存・上書きができますので、例えば天気予報をふまえ、旅行前に屋内観光に変更したり、あるいは旅行中の観光スポット滞在時間が想定以上に伸びて後の行程を変更したりした場合でも、常に最適なルートを提案することが可能となります。

ビジュアル7


 次に、作成した行程を予約・決済できる機能です。
 当社のインターネット予約サービス「e5489」をはじめ、現地の二次アクセスもそれぞれ予約あるいは決済が可能です。
 加えて、現地をおトクに周遊できる「デジタルフリーパス」も設定し、このアプリの中で予約・決済できます。

ビジュアル8


【プロジェクトの目指す姿】
 最後に、せとうちパレットプロジェクトの目指す姿としては、まず2020年を中間ゴールとして、瀬戸内エリア周遊のモデルコースを提案し、各種イベントの開催を契機に、国内外のお客様に対し、瀬戸内の魅力に触れていただく機会を創出します。
 それ以降の目指す姿として、陸上と海上を組み合わせた広域周遊ルートを構築し、瀬戸内エリアならではの魅力を生かしたコンテンツを、地域の皆さんと一緒に充実させていきます。
 これらをシームレスにつなぐ「観光型MaaS」のブラッシュアップが重要と考え、実りのある実証実験にしていきたいと考えています。

ビジュアル9


4 トラベルサービスセンター新大阪の開設
【訪日のお客様への当社の取り組み】
 当社は中期経営計画において「訪日のお客様へのおもてなしの取り組み」を掲げ、受入体制の充実に取り組んでいます。
 ワンストップでサービスをご提供するトラベルサービスセンター大阪の開設や、新幹線車内でのWi-Fiサービスのご提供、海外からのインターネット予約サービスの開始、ツイッターや放送案内による情報提供の充実などにも取り組んできました。
 一方、訪日のお客様が昨年、3000万人を超えて過去最高となり、今年9月からのラグビーワールドカップ開催など、今後もさらなる増加が見込まれます。

ビジュアル10


【「トラベルサービスセンター新大阪」概要】
 新幹線の停車駅で、関西の玄関口でもある新大阪駅に、大阪府、大阪市、大阪観光局様と連携して「トラベルサービスセンター新大阪」を開設します。
 概要は以下のビジュアルのとおりで、設置場所は新大阪駅3階の新幹線中央口の近くです。
 大阪観光局様には多言語での観光案内を担っていただきます。
 このトラベルサービスセンターでは、海外からのお客様専用商品の発売、鉄道のご利用案内等も行い、訪日のお客様のニーズにお応えするサービスをワンストップでご提供し、快適にご利用いただけると考えています。

ビジュアル11


【外観イメージ・営業時間】
 以下のビジュアルが外観イメージです。8月1日から営業を開始し、営業時間は8時から22時まで、年中無休です。
 開業初日には大阪府吉村知事、大阪市松井市長、近畿運輸局八木局長にもご出席いただいて開業式典を行います。

ビジュアル12


5 訪日のお客様向け券売機QRコード決済サービス
【サービス概要】
 訪日のお客様に向けて、券売機でのQRコード決済サービスを導入します。
 現状、中国を中心にスマートフォンアプリでのQRコード決済が普及し、日本国内でも、訪日のお客様向けにQRコード決済サービスが広がっています。
 そこで今回当社では、訪日のお客様向けに、券売機でQRコード決済をご利用いただけるサービスを実施することとしました。
 具体的には、QRコード決済のAlipay(アリペイ)とWeChat Pay(ウィーチャットペイ)により、券売機で発売している片道きっぷや自由席特急券などきっぷの購入が可能となります。
 対象駅は、訪日のお客様が多くご利用になられる特急「はるか」の停車駅をはじめとした7駅です。
 サービス開始は2020年春を予定しています。

ビジュアル13

【ご利用イメージ】
 まずスマートフォン決済アプリを立ち上げ、QRコードを表示します。
 次に、券売機で希望のきっぷを選択後、QRコードを券売機のリーダにタッチし、決済します。
 決済が完了するときっぷが発券されるので、きっぷを自動改札機に通して乗車できます。
 今回のQRコード決済サービス導入により、訪日のお客様にはよりスムーズに当社をご利用いただけるようになると考えています。

ビジュアル14

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