京都大学「災害リスクマネジメント工学」(JR西日本寄付講座) さらに3年継続
市民講座開催により成果を地域社会へ還元
国立大学法人京都大学
西日本旅客鉄道株式会社
当社は、鉄道の安全性向上に資する長期的な観点からの研究を支援するとともに、研究成果を通じて社会に貢献することを目的に、2008年4月より2013年3月末までの5年間、京都大学に寄付講座「社会基盤安全工学(JR西日本)講座」を、また2013年4月から2019年3月末までの6年間、「災害リスクマネジメント工学(JR西日本)講座」を開設してきました。その意義と成果を踏まえさらに深度化するために、2019年4月1日から引き続き寄付講座「災害リスクマネジメント工学(JR西日本)講座」を開設いたしますので、その具体的な内容をお知らせいたします。
1 寄付講座開設の趣旨
巨大化、広域化、長期化する近年の自然災害に対し、広域にわたるインフラ設備を維持・管理する事業者にとって、既設防災インフラの総合的管理技術の確立が重要な課題であり、今後のより一層の安全性の向上に向けては、避難などのソフト対策を含む減災や早期復旧・復興などに有効な多面的な防災対策が必要です。
このように幅広い自然災害を対象として統合的リスクマネジメントに関する研究を推進することは、防災インフラを有する事業者のみならず、鉄道をご利用のお客様や地域社会に還元できる部分が大きいと考えられることから、寄付講座を3年継続いたします。
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過去の市民講座の様子(2018年9月) |
2 寄付講座の概要
(1)講座名
災害リスクマネジメント工学(JR西日本)講座
(2)設置箇所
京都大学大学院工学研究科
(3)設置期間
2019年4月1日から2022年3月31日まで(3年間)
(4)寄付額
総額 9,000万円
(5)担当教員
杉山 友康(すぎやま ともやす) 特定教授
保田 尚俊(やすだ なおとし) 特定助教
(6)研究内容
・自然災害(巨大地震、大津波、ゲリラ豪雨、竜巻、雪害など)におけるリスクマネジメントに関する研究
・災害時の情報伝達、避難などのソフト対策に関する研究
・防災インフラの管理に関する研究
3 期待される効果
本講座により、自然災害に対する防災、減災、早期復旧・復興を図り、より安全な市民生活に貢献するとともに、道路、鉄道、河川など、防災インフラを有する分野へ展開、活用されることで、社会貢献に資することが期待されます。
4 市民講座の開催
当該研究分野に関わる成果を社会に還元するために、寄付講座の主催により、関連する分野の研究者を講師とした市民講座の開催を計画しています。