京都における日本画新人賞
「京都 日本画新展2019」受賞作品の決定について
「京都 日本画新展」選考委員会
日本画を志す、創造性あふれた若い人材の活動を奨励し、京都の文化の発展に寄与することをめざし、2008年度から京都における日本画新人賞「京都 日本画新展」を、2013年度からは「続(しょく)『京都 日本画新展』」を実施してまいりました。今、同展に出品した多くの作家が活躍しています。
2018年度からは、京都府、京都市、京都商工会議所が共催となり、より地域に根差した「京都 日本画新展2019」を実施します。また新たな推薦委員と審査委員を迎え、出品者の決定および審査を行い、このたび、以下のとおり「京都 日本画新展2019」(2018年度)の受賞作品が決定いたしましたのでお知らせします。
1 賞の名称
「京都 日本画新展2019」
2 受賞作品
(1)大賞:1点(賞金50万円)
【作者名】
山本 真澄(やまもと ますみ)
33歳 岐阜県大垣市
【作品名】
人天
【講評】
「人天」という作品名のとおり、天上界と地上界の両方の世界を表現していて、どこか現実離れした不思議さを感じる。横長の画面に、登場人物の上半身を描かないという独特の構図だが、うまく調和がとれている。また、丁寧な描写には実力の高さがうかがえる。
(2)優秀賞:2点(賞金20万円)
【作者名】
乾 榮里子(いぬい えりこ)
26歳 京都府京都市
【作品名】
琴高獺
【作者名】
顧 洛水(こ らくすい)
32歳 大阪府大阪市
【作品名】
夢の如く
(3)奨励賞:3点
<奨励賞・京都府知事賞> |
<奨励賞・京都市長賞> |
<奨励賞・京都商工会議所会頭賞> |
【作者名】 佐竹 龍蔵(さたけ りゅうぞう) 31歳 京都府京都市 |
【作者名】 北島 文人(きたじま ふみひと) 37歳 京都府京都市 |
【作者名】 高田 凱月(たかだ よしき) 24歳 京都府京都市 |
【作品名】 しあわせのひと |
【作品名】 労いの雨 |
【作品名】 流麗 |
※注釈:年齢は2018年10月31日現在、敬称略
3 授賞式
(1)日時
2019年1月28日(月曜日):午後5時30分
(2)会場
ホテルグランヴィア京都
4 作品展示
(1)美術館「えき」KYOTO
【日時】
2019年1月25日(金曜日)から2月4日(月曜日)まで:計11日間
午前10時から午後8時まで(最終日は午後5時まで)
※注釈:会期中無休、入館は閉館の30分前まで
【会場】
美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
【入館料】
無料
【内容】
・出品作品全40点と推薦委員の7点の作品
・推薦委員によるギャラリートーク(いずれも午後2時から)
(日程調整中)
(2)ホテルグランヴィア京都
【日時】
2019年2月6日(水曜日)から4月11日(木曜日)まで
【内容】
ホテルフロントロビー2階に大賞および優秀賞、M3階通路に出品作品を6期に分けて展示
※注釈:推薦委員の作品は展示いたしません。
5 事業の概要
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