山陽新幹線におけるさらなる車内の安全確保に向けた取り組みについて
山陽新幹線におけるさらなる車内の安全確保の取り組みとして、「車内の警戒警備を強化」することに加え、「防護装備の車内への搭載」や「医療用具の充実」を実施します。
これまで以上に、お客様に安心して山陽新幹線をご利用いただけるよう取り組んでまいります。
1 車内警戒警備の強化
(1)強化内容
山陽新幹線において、警備員が乗車する列車の本数を増やします。
(2)実施時期
2018年9月1日以降
2 防護装備の車内搭載
(1)配備内容
防護盾、耐刃(たいじん)手袋、耐刃(たいじん)ベスト、刺又(さすまた)
(2)配備時期
準備出来次第、順次配備
上記のほか、全乗務員が防犯スプレーを携行します。
防護装備の概要については、こちらをご覧ください。(PDF形式:315キロバイト)
3 医療用具の充実
負傷されたお客様などの手当てを迅速に行なえるよう、以下の医療用具を充実させます。
(1)配備内容
<協力医師支援用具(搭載数量を増やします)>
・内容物:パルスオキシメータ、汎用聴診器、手動血圧計、ペンライト
<救急用品(内容物を追加し、搭載数量を増やします)>
・内容物
【既存】:絆創膏、サージカルテープ、包帯、三角巾、ガーゼ 他
【追加】:止血パッド、ゴム手袋、油紙、消毒液、
医療用具の概要については、こちらをご覧ください。(PDF形式:296キロバイト)
(2)配備時期
準備出来次第、順次配備
4 乗務員などへの教育の実施
9月3日に、博多総合車両所岡山支所において「お客様の安全を確保する訓練」を開催しており、引き続き、新幹線の乗務員が安全確保を最優先に行動できる力を身につけるため、警察、消防、警備会社、グループ会社とも連携しつつ教育・訓練を実施してまいります。