事業用車両の台車の付属品を取り付けている部分にきずが見つかった事象について
吹田総合車両所において、お客様がご乗車される車両でなく主に車両基地での入換作業で使用する事業用車両の台車の付属品を取り付けている部分にきずが入っているのが見つかりましたので、現時点で判明している状況をお知らせいたします。
1 概要
2018年2月5日(月曜日)、吹田総合車両所の係員が145系車両(※)の定期検査の際に、台車の付属品を取り付けている部分4カ所にきずが入っているのを見つけました。
<発見箇所>
(台車No1)
(1)歯車箱を取り付けている部分
長さ:100ミリメートル(部材長:約500ミリメートル)、深さ:5ミリメートル(板厚:9ミリメートル)
(台車No2)
(2)歯車箱を取り付けている部分
長さ:100ミリメートル(部材長:約500ミリメートル)、深さ:6ミリメートル(板厚:9ミリメートル)
(3)歯車箱を取り付けている部分
長さ:100ミリメートル(部材長:約500ミリメートル)、深さ:4ミリメートル(板厚:9ミリメートル)
(4)ブレーキ装置を取り付けている部分
長さ:20ミリメートル(部材長:145ミリメートル)、深さ:1ミリメートル(板厚:9ミリメートル)
※注釈:145系とは1両編成で、主に車両基地での入換作業で使用する車両のことです。
(当社は当該車両を含め21両保有しています。)
きずの発見箇所については、こちらをご覧ください。(PDF形式:260キロバイト)
2 原因
調査中です。
3 対策
145系同構造台車20両の台車について、速やかに同箇所を緊急点検する予定です。
4 その他
・きずが見つかった箇所は台車の主要構造部ではありませんので、列車の走行に影響を与えるものではありません。
・歯車箱、ブレーキ装置自体は、落下防止の措置が講じられているため、落下する恐れはありません。
・145系車両は営業列車として使用する車両ではありません。