車両床下機器のカバーの落下について
2017年12月30日(土曜日)、走行中の電車で車両床下機器のカバーが落下する事象が発生しました。概要は以下のとおりです。
ご不安をお与えし、申し訳ございません。
※注釈:2018年3月30日に、本件に関する調査結果と対策について公表しております。詳しくはこちらをご覧ください。
1 発生日時
2017年12月30日(土曜日) 午後5時30分ごろ
2 発生場所
JR神戸線 芦屋〜さくら夙川駅間
3 概要
2017年12月30日(土曜日)、芦屋〜尼崎駅間を走行中の225系新快速電車(播州赤穂駅16時5分発、野洲駅18時45分行)で、2号車(後ろから2両目)の床下に搭載している、電灯や空調など車内サービス機器に電源を供給する装置(SIV装置)の一部部品が故障し、これに伴い部品を収納している機器箱のアルミ製カバー3枚が落下しました。
<カバーの形状>
・カバー1
縦:約57センチメートル 横:約44センチメートル 高さ:約2.5センチメートル 板厚:3ミリメートル 重量:約4.4キログラム
・カバー2
縦:約50センチメートル 横:約56センチメートル 高さ:約2.5センチメートル 板厚:3ミリメートル 重量:約5.2キログラム
・カバー3
縦:約58.5センチメートル 横:約84センチメートル 高さ:約2.5センチメートル 板厚:3ミリメートル 重量:約10.2キログラム
<カバーの搭載位置>
4 推定原因
現時点では、SIV装置内のダイオードが何らかの原因でショートしたことに伴い、機器箱内の空気圧が上昇することによりカバーが外れたものと推定しております。
なお、同一型式の床下機器箱の状態に異常がないことは全数確認しております。
5 その他
・お客様におけがはありません。
・この関係で列車に影響はありません。