京都における日本画新人賞
第5回 続(しょく)「京都 日本画新展」受賞作品の決定
続「京都 日本画新展」選考委員会
JR西日本、京都新聞は共同で、日本画を志す、創造性あふれた若い人材の活動を奨励し、京都の文化の発展に寄与することをめざし、京都における日本画新人賞「京都 日本画新展」を2008年度から開催してまいりました。
2013年度に推薦委員と審査委員の役割を分離するなど、異なる視点を加え、新たにスタートした「続(しょく)『京都 日本画新展』」も、今回5回目の開催を迎えます。
このたび、第5回展(2017年度)の受賞作品が決定いたしましたのでお知らせします。
1 賞の名称
第5回 続(しょく)「京都 日本画新展」
2 受賞作品(年齢は発表日現在、敬称略)
(1)大賞
1点(賞金50万円)
【作者名】
山内 登喜雄(やまうち ときお) 36歳
【作品名】
「さぐりの樹」
【講評】
狩野山雪を彷彿とさせる作品。樹と孔雀という古典のモチーフを描いているが、古典をうまく自分の中に取り込んで作品にしている印象を受ける。図面の構成が絶妙で、水面や孔雀の羽など、やわらかさとかたさの表現が巧み。高い技術力と表現力を評価した。
(2)優秀賞
2点(賞金20万円)
【作者名】
福田 季生(ふくだ きはる) 32歳
【作品名】
「花薫る」
【作者名】
北島 文人(きたじま ふみひと) 36歳
【作品名】
「思い出」
3 作品展示
(1)美術館「えき」KYOTO
【日時】
2018年1月26日(金曜日)から2月5日(月曜日)までの計11日間
午前10時から午後8時まで(最終日は午後5時まで)
※注釈:会期中無休です。入館は閉館の30分前までとなります。
【会場】
美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
【入館料】
無料
【内容】
○出品作品全39点と推薦委員の4点の作品ならびに、小嶋 悠司氏遺作
※注釈:小嶋氏は第4回 続「京都 日本画新展」まで推薦委員をおつとめいただきましたが、2016年6月7日にご逝去されました。
○推薦委員によるギャラリートーク(いずれも午後2時から)
・1月26日(金曜日)大野 俊明 氏(日本画家)
・1月29日(月曜日)竹内 浩一 氏(日本画家)
・1月30日(火曜日)林 潤一 氏(日本画家)
・1月31日(水曜日)村田 茂樹 氏(日本画家)
(2)ホテルグランヴィア京都
【日時】
2018年2月7日(水曜日)から4月12日(木曜日)まで
【内容】
ホテルフロントロビー2階に受賞作品、M3階通路に出品作品を6期に分けて展示
※注釈:推薦委員の作品は展示いたしません。
4 続(しょく)「京都 日本画新展」の概要
概要はこちらをご覧ください。(PDF形式 270キロバイト)