おおさか東線全線開業に向けて
〜JR長瀬・新加美駅間新駅の駅名の決定について〜
おおさか東線は、JR京都線(東海道線)新大阪駅から大和路線(関西線)久宝寺駅に至る新路線として、大阪外環状鉄道株式会社と西日本旅客鉄道株式会社で整備を進めてきており、2008(平成20年)3月に放出駅から久宝寺駅までを開業しています。
2018年(平成30年)3月に、おおさか東線(放出〜久宝寺駅間)は開業10周年を迎え、JR長瀬・新加美駅間については、新駅開業に向けて準備を進めています。このたび新駅の駅名が決まりましたのでお知らせします。
また、その1年後の2019年(平成31年)春には、新大阪〜放出駅間に新駅4駅が開業し、おおさか東線が全線開業することで、大阪東部エリアの鉄道ネットワークをさらに充実させてまいります。
1 新駅の駅名
「衣摺加美北(きずりかみきた)」駅(Kizuri-Kamikita)
2 決定理由
新駅は、東大阪市と大阪市平野区の市境に位置しており、両市の住民の方々に幅広くご利用いただけるよう、駅が所在する「衣摺」(東大阪市)と、「加美北」(大阪市平野区)の地名をあわせた駅名とさせていただきました。
3 開業予定
2018年(平成30年)春
4 駅概要
(1)所在地
大阪府東大阪市衣摺6丁目(JR長瀬駅←約1.3キロメートル→新駅←約1.4キロメートル→新加美駅)
(2)駅設備
高架下駅舎
相対式ホーム2面(8両対応)
旅客上家(6両対応)
エレベーター2基(各ホーム1基)
エスカレーター4基(各ホーム上り1基・下り1基)
自動改札3通路
券売機3台
(3)駅舎デザイン
・コンセプト「モノづくりが紡ぐ歴史とまち」
地元の方々に親しんでいただけるように、モノづくりが盛んな地域の特性を取り入れたデザインとしています。古代の染め型を使った染色技法を、現代の材料で表現しており、駅入口の壁面に設けた金属パネルは布、ルーバーは染め型をイメージしています。
・昼光利用の観点で、積極的に自然光を取り入れ、駅を明るく開放的な空間としています。
(4)周辺整備
駅開業に伴い、東大阪市が駅前交通広場の整備を進めています。
また、駅南側に自転車駐車場が設置される予定です。