〜駅のホームの安全性向上に向けて〜
西明石・天王寺・鶴橋駅にてカメラの画像解析技術を使った
「遠隔セキュリティカメラ」の運用を拡大します!
JR西日本では、ホームにおける安全対策とテロへの警戒を目的とした「遠隔セキュリティカメラ」を3月23日以降、西明石駅・天王寺駅・鶴橋駅と順次運用を拡大します。
現在、大阪環状線の京橋駅・新今宮駅・JR神戸線の三ノ宮駅で運用しておりますが、カメラの画像解析装置によってお客様のふらつきなどを検知し、危険を察知したセンターの係員が駅へ連絡してお客様の安全な乗降に効果を発揮していることから、拡大をするものです。
今後も引き続き京阪神エリアの乗降人員の多い駅や転落事象が多く発生するホームを中心に順次導入することにより、安全・安心してご利用いただける駅づくりに向けて一層推進してまいります。
1 導入・運用の目的
本システムは、全国的に増加傾向にある「ホームにおける鉄道人身障害事故」の主な要因となっているお酒を飲み過ぎたお客様の前兆行動を自動的に検知するほか、不審物の置き去りやホーム上のうろつきについても自動的に検知できることから、ホームにおける事故防止とテロへの対策として導入いたします。
2 運用箇所・時期
西明石駅(在来線) 2017年3月23日から
天王寺駅(阪和線ホーム除く) 2017年4月14日から
鶴橋駅 2017年4月28日から
3 システムの概要
「遠隔セキュリティカメラ」は、駅構内の防犯カメラの画像から大きく蛇行しながら歩いているお客様やベンチなどで長時間座り込んでいるお客様、ホーム上の混雑、不審物の置き去りなどを画像解析装置で自動的に検知し、システムから警報を受けたセンターの係員が画像を確認後、危険性があれば駅に連絡してお客様への対応を行います。
※注釈 詳細につきましては、こちらをご覧ください。(PDF形式 202キロバイト)
※注釈 本システムは通常と異なる人の動きを検知するものであり、個人の特定は行いません。