平成29年3月期 第3四半期決算
平成29年3月期 第3四半期決算についてお知らせいたします。
<第3四半期決算のポイント>
○第3四半期決算は、熊本地震の影響などもあり、連結、単体ともに減収減益となったが、計画通りに進捗。
・鉄道運輸収入は、4月に発生した熊本地震の影響、北陸新幹線開業効果の一巡、昨年度のシルバーウィークの反動などにより減収となったが、熊本地震や北陸新幹線開業効果の一巡による影響が縮小し、下期は予想に沿って推移。
・営業費用は、「中期経営計画」最終年度を見据え、安全関連を主とした設備投資やCS向上などの施策を計画的に実施。
・非鉄道事業は、不動産業や工事業の反動減などにより減収。
○金利の動向を見極めつつ、今後の安全・成長投資などに備え調達を実施。引き続き、市場環境の変化を踏まえ、機動的な資金調達を実施。
○「中期経営計画」で掲げた事業戦略方針について各施策を着実に推進。
・京都鉄道博物館は、開業効果の最大化に向けた施策を推進し、ご利用が堅調に推移。
・「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の運行開始に向けた準備を進捗。
・セブン−イレブン・ジャパン業務提携店舗の転換を着実に推進。
・不動産事業の拡大・強化に向け、菱重プロパティーズ株式会社の株式取得を予定。
○通期業績予想については、第3四半期までの業績がおおむね想定の範囲内で推移していることから、連結・単体ともに平成28年10月27日発表の予想を変更していない。
○今年度は「中期経営計画」および「安全考動計画」の最終年度となる29年度を目前に控え、安全・CSなどの施策を確実に実施し、目標達成を見通せる成果を出していく年と位置付けており、引き続き、今後の持続的成長に向けて、安全性向上とともに「中期経営計画」で掲げた戦略方針に沿った施策を着実に推進。