伯備線 豪渓(ごうけい)駅 列車が脱線した事象について
平成29年1月24日、伯備線 豪渓(ごうけい)駅構内で列車が脱輪する事象が発生しました。ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
1 発生日時
平成29年1月24日(火曜日) 午前11時31分ごろ
2 場所
伯備線 豪渓駅構内
3 列車名
下り普通列車 岡山駅(10時40分)発 備中高梁駅(11時34分)着 3両編成
乗客数 約20名
4 概況
当該列車の運転士は豪渓駅構内で枕木からの発煙を認めたため列車を停止させ、車掌に列車が万が一動き出したときに備える措置を依頼しました。その後運転士は、列車から降りて消火作業を行い、運転再開をしたところ、3両目の一部が脱輪したことを確認いたしました。
※注釈 お客様におけがはありませんでした。
5 影響
運休 計18本(上り10本、下り8本)
部分運休 計11本(上り4本、下り7本)
遅れ 上り特急列車に317分の遅れが出たのを最高に計17本(上り9本、下り8本)に317分から4分の遅れがでました。
影響人員 約3,500人
6 原因など
車掌は車輪に手歯止めを行いましたが、その取り外しを失念したためと推定されます。
※注釈 手歯止めとは、傾斜などで列車が動かないように車輪の前後に車輪止めの器具を設置すること