よこカラスー

みんな並んでいるのに「よこカラスー」。整列乗車がテーマです。
ダジャレの意味がわかるのかな。と議論があり、カラスのカラの部分を平仮名にする「よこからスー」表記がいいかな?など文字の出し方も思考錯誤しました。また、この頃になると、制作チームもなかなかダジャレの手法にもネタがつまってきており、「よこからスー」という語尾をのばすダジャレ術をひねり出しました。
このキャンペーンのイラストを担当している作家のmakomoさんは、キャンペーンを通してキャラクターの表情を悪気のないとぼけた顔にしようと思っているそうで、今回もとてもいい顔のキャラクターが生まれました。
よいマナーの方ではきちんと左右の翼を前で合わせて乗車するかわいい姿になりました。
ニコニコアラ

ヘッドフォンの音漏れ気づかず「ニコニコアラ」。これも自分の音漏れにはなかなか気づくことが出来ないため、ついついやってしまうマナーです。
制作チームは、耳が大きく楽しそうな動物ってなんだろう?とウサギや猫などの動物でイラストをお願いしましたが、makomoさんから耳が可愛い動物はコアラだ!と当初想定していなかったコアラが登場。急いで、あとからダジャレを考えたところ、「ニコニコアラ」という、またまた苦しいダジャレに(全篇ダジャレがキビシイというご指摘もありますが)なってしまいました。
見テナガザル

駅や車内のマナーとして、やはり上位に上がるのがスマホのマナー。
特に車内で手持ち無沙汰だと、混んでいてもつい見たくなります。そこで、ついついスマホに手が伸びてしまうということで、ムリにスマホ「見テナガザル」。
このバージョンは背景にも特にこだわり、makomoさんは、見テナガザルが迷惑なことをしているのがよくわかるように周囲の人がグイっと押されてるだけではなく、帽子もポロっと落としているカットも入れてくれたそうです。しかし、最初上がってきたイラストは背景の人たちが服をきておらず、帽子だけかぶっていたのにはおもわず吹き出しました。(もちろん、服を着せてもらいました。)
よいマナーのカットでは、「見テナガザル」が長い手を伸ばしてシャキッと立ってくれています。