山口線 徳佐〜名草駅間 徐行区間における制限速度の超過について
2019年6月7日、山口線 徳佐〜名草駅間において列車が制限速度を超過して走行したことが判明しました。ご心配をおかけし申し訳ございませんでした。
1 発生日時
2019年6月7日(金曜日) 10時34分ごろ
2 場所
山口線 徳佐〜名草駅間(名草駅の約2キロメートル手前まで)
3 列車
上り普通列車 2532D 2両編成(ワンマン)
津和野駅(6時38分)発、山口駅(7時50分)着
※注釈:上記時刻は所定の時刻であり、当該列車は大雨の影響により始発の津和野駅を220分遅れで発車しました。
乗客数:5名
4 概況
当該列車が津和野駅を発車する際、雨による運転規制を実施していたため、広島総合指令所指令員から運転士に徐行運転(時速25キロメートル以下)を指示する際、徳佐〜山口駅間の徐行運転を指示するところ、誤って三谷〜山口駅間を徐行運転するように指示しました。
その後、指令員が徐行運転区間を誤っていることに気付き、直ちに当該列車の運転士に緊急停止を指示し、列車は名草駅の手前約2キロメートルの地点で停車しました。停車確認後、指令員があらためて正しい徐行区間の指示を運転士に行い、運転を再開しました。
※注釈:お客様におけがなどはありません。
※注釈:山口線の最高速度は時速85キロメートルです。そのため、超過した速度は最高で時速約60キロメートルだと考えられますが、詳細は調査中です。
※注釈:速度を超過して走行した距離は約6.5キロメートルです。
※注釈:当該列車は大雨の影響により始発の津和野駅を220分遅れで発車しました。
5 原因
運転士に徐行運転の指示を行う担当者に、正しい運転規制区間が伝わっていなかったためです。
6 対策
徐行区間を正確に把握することに努めるとともに、運転再開前には、徐行区間を再確認することを徹底するよう、社員への指導・教育を行っていきます。