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ニュースリリース

2016年9月29日
その他

「323系と大阪環状線改造プロジェクト」が2016年度グッドデザイン賞を受賞!

 JR西日本グループでは平成25年度から「大阪環状線改造プロジェクト」をスタートし、大阪環状線のイメージ刷新とお客様満足度向上を図るため、さまざまな施策を展開しています。その重点施策の一つである大阪環状線・JRゆめ咲線専用新型車両「323系」と、「大阪環状線改造プロジェクト」による沿線ブランディングの取り組みが評価され、このたび2016年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。JR西日本として3年連続となる今回の受賞を大きな励みに、今後も車両の安全性・快適性向上をはじめ、地域の皆様に親しんでいただける取り組みを続けてまいります。
グッドデザインアワード

詳細

1 受賞理由(グッドデザイン賞事務局からの評価コメント)
 はじめての大阪環状線専用設計車両として、駅や沿線環境なども含めたトータルデザインによるサービス向上やブランディングを目指したことが高く評価できる。特に車両内のデザインにおいては、通勤車両としての利用状況をふまえ、出入り口脇のソデ仕切りを見直すことで、座席とドア脇の寄りかかりスペースを両立させ、有効活用することを目指した点が新しい。また全体的に、ユニバーサルデザインの観点から、ユーザー視点でのデザインが細部まで検討されており、完成度が高い。

2 「323系と大阪環状線改造プロジェクト」概要
 大阪環状線を「行ってみたい」、「乗ってみたい」線区に改造するというスローガンのもと、「大阪環状線改造プロジェクト」では「安全快適な駅づくり(駅美装・改良)」、「駅構内および高架下の開発・リニューアル」、「車両新製」、「地域や他交通事業者との連携」をトータルに計画し、お客様満足度向上と線区全体のイメージアップを図ってきました。
 その中心となる新型車両「323系」は、55年の大阪環状線の歴史で初めての専用設計車両として開発し、安全性・快適性を追求した通勤電車です。エクステリアにはプロジェクトのシンボルマーク、大阪環状線伝統のオレンジ色を配し、車内表示には駅サインと共通のグラフィックを用いてブランドイメージを構築しています。インテリアにおいても、ソデ仕切りを斜めに配置したほか、立ち上がりやすい肘掛けのある優先座席、小さな力で開くアシスト機能付きドア取っ手など、究極の安全性と快適な通勤電車をめざし、随所にきめ細かい工夫を施しています。
323系車内

3 JR西日本のグッドデザイン賞受賞歴
 1988年度 211系「スーパーサルーンゆめじ」
 1994年度 281系「はるか」、223系(0代)
 1996年度 新幹線500系
 1997年度 二条駅舎
 1998年度 285系「サンライズ瀬戸・出雲」(JR東海とJR西日本の共同応募):金賞受賞(部門の最高の賞)
 1999年度 新幹線700系
 2007年度 新幹線N700系(JR東海とJR西日本の共同応募):金賞受賞(部門の最高の賞)
 2012年度 225系近郊形電車、N700系7000/8000番代新幹線(JR九州とJR西日本の共同応募)
 2014年度 車両のリニューアル(体質改善)、E7系/W7系新幹線電車(JR東日本とJR西日本の共同応募)
 2015年度 227系と「JRシティネットワーク広島」のブランディングへの取り組み

4 グッドデザイン賞概要
 グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創立された「グッドデザイン商品選定制度」を承継して、1998年より財団法人日本産業デザイン振興会が主催する、わが国で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。

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