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ニュースリリース

2016年4月13日
安全

山陽新幹線で新たな保守用車を導入します

 当社は地震対策の一環として、山陽新幹線の高架橋における電柱の建て替えと、逸脱防止ガードの敷設に伴うまくらぎ交換について、作業を円滑に進めるための新たな保守用車を導入しますので、お知らせいたします。

詳細

1 新幹線用電柱建替車
 東日本大震災後、高架上の電柱について、コンクリート製から鋼製への建て替えを進めております。これまでは、高架下にクレーン設置が可能な場所から建て替えを進めてまいりましたが、このたび、高架下の条件に関わらず電柱の建て替えが可能な保守用車を2編成導入します。

(1)大きさ
 全長:約32メートル、幅:約3.3メートル、高さ:約4.5メートル (1編成あたり2両)
(2)重さ
 約74トン
(3)製造者
 新潟トランシス株式会社
(4)施工能力
 1日2本
(5)施工開始
 平成28年7月ごろを予定
(6)特徴
 ・電柱に取り付いている部品の仮支持
 ・電柱の建替え、スムーズな取卸
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2 新幹線用まくらぎ交換機編成(逸脱防止ガードの敷設に伴うまくらぎ交換)

 今年度から平成34年度末までに、姫路〜博多駅間約110キロメートルで逸脱防止ガードの追加整備を予定しています。逸脱防止ガードの整備に伴い、連続的にまくらぎの取り替えが必要となることから、これを効率的に行うための世界で初めてとなる保守用車を1編成導入します。

(1)大きさ
 全長:約170メートル、幅:約3.4メートル、高さ:約4.4メートル (1編成あたり11両)
(2)重さ
 約470トン
(3)製造者
 Plasser&Theurer社(オーストリア共和国)
(4)施工能力
 1日200本
(5)施工開始
 平成28年5月ごろを予定
(6)特徴(以下を機械化)
 ・道床バラストの一時撤去
 ・新旧のまくらぎ交換
 ・まくらぎとレールの取り付け
 ・道床バラストの再散布
 ・突き固め、軌道整正
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