東海道・山陽新幹線車両N700系の改造工事完遂について
当社では、東海道・山陽新幹線で運行しているN700系車両(16両編成)に対し、「N700A」に採用している機能の一部を反映する改造工事を、2013年9月から博多総合車両所において実施してまいりました。
このたび、全てのN700系車両(16両編成)の改造工事が3月7日に完遂いたしました。これにより、当社保有の「N700Aタイプ(N700A・N700系改造)」の車両が21編成となり、3月8日から、東海道・山陽新幹線のN700系(16両編成)は、全てN700Aタイプでの運行となります。引き続き車両の安全・安定輸送の実現を図ってまいります。
1 改造工事概要
(1)中央締結ブレーキディスクの搭載
安定した、より強いブレーキ力を実現
(2)定速走行装置の搭載(東海道区間のみ使用)
ATC信号に沿った、より安定した運転を実現
2 N700系の改造工事の進捗
・博多総合車両所での全般検査に合わせて、1編成約1カ月程度の工期で実施。
・「N700A」新製車両5編成と合わせ、「N700Aタイプ車両」が計21編成となります。
3 その他
平成28年度には4編成の「N700A」新製車両を投入する予定です。