「大阪環状線改造プロジェクト」進行中
桃谷駅全体をリニューアルします!
JR西日本グループでは、平成25年度から「大阪環状線改造プロジェクト」をスタートし、これまで、森ノ宮駅のリニューアル、各駅のトイレ改良、新型車両323系の開発、高架下商業施設「ビエラ森ノ宮」および「ビエラ玉造」の開業、発車メロディ導入など、大阪環状線のイメージアップとお客様満足度向上を図るため、さまざまな施策を展開してきました。
このたび、桃谷駅の美装改良・開発計画が固まりましたので、概要をお知らせします。
1 計画概要
駅構内店舗エリア、高架下商業施設エリアを含め、駅および駅周辺の魅力向上につながる美装改良、商業開発を行います。
(1)新改札口設置
駅北側エリアのアクセスの向上および新設する高架下商業施設エリアと駅部の一体化を図るため、北側(現在の駅の中2階改札内コンコース付近から北側道路)に改札口を新設します。
(2)高架下エリア 新商業施設開発
駅北側高架下に商業施設(約1,000平方メートル)を新設します。
高架下商業施設前(駅西側)には各店舗へのアプローチとなる外部通路を設け、新設の北側改札口からのつながりを演出するとともに、駅および駅周辺イメージの刷新を図ります。
(3)駅構内店舗エリア リニューアル
駅構内店舗エリア(約550平方メートル)の全店舗リニューアルと改札外コンコースの全面美装化により、さらなる利便性・快適性の向上を図ります。
(4)駅舎全体美装改良
ホーム、改札内外コンコース、トイレ、案内サイン、外壁など、駅舎全体を美装改良します。
2 開業時期
平成28年夏ごろ
3 完成イメージ
4 改良コンセプト:「桃谷成蹊」
駅周辺の丘陵地帯が桃の名所であったことに由来する桃谷駅においては、故事成語の「桃李成蹊(とうりせいけい)」になぞらえ、駅南口(天王寺方)から駅構内店舗エリア、改札口、新設する北口(鶴橋方)を抜けて高架下エリアに至る駅の南北動線を「一本の小道」と見立て、美しく快適で利便性の高い「道」をつくることを目指した改良を行います。
※注釈 桃李成蹊とは (出典:大辞泉)
「桃李(とうり)もの言わざれども下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成す」の略。桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。
【計画図】
※注釈 改札口相互間の通り抜けはできません。