六甲道駅「昇降式ホーム柵」を継続設置します
「昇降式ホーム柵」を高槻駅に設置します
JR西日本では、ホームにおける安全対策として、扉の枚数が異なる車両にも対応できる「昇降式ホーム柵」の開発に取り組んでおり、平成26年12月からJR神戸線 六甲道駅で試行運用を行っておりましたが、実用化の目処が立ちました。
この結果を持ちまして、JR京都線 高槻駅で工事を進めております「新快速専用の新設ホーム」に「昇降式ホーム柵」を整備することとしましたので、お知らせします。
1 六甲道駅での試行運用の結果
(1)概要
【設置箇所】
JR神戸線(東海道線) 六甲道駅 上り内側線(3番のりば)
【時期】
平成26年12月13日(土曜日)から
【主な検証内容】
・編成(車両数・扉枚数)の異なる列車に対する機能や操作の確認
・到着から発車までの連続動作の確認
・お客様の流動への影響の確認
(2)検証結果
装置本体・運用に関する試行結果は良好であり、実用化可能と判断
※注釈 現在、設置しているホーム柵については、4月以降も継続設置します。
2 高槻駅への昇降式ホーム柵の設置
(1)設置箇所
JR京都線 高槻駅 上下外側線(平成28年春に完成予定の新設ホーム)
(2)諸元
【ホーム柵延長】
約250メートル(1つの番線あたり)
【寸法】
・開口幅:4メートルから12メートル
・ロープの高さ
「閉(ロープ降下)」時:500ミリメートル(最下部)、1,200ミリメートル(最上部)
「開(ロープ上昇)」時:2,000ミリメートル(最下部)
(3)スケジュール
新設ホーム完成時(平成28年春予定)に、昇降式ホーム柵を使用開始(予定)
(4)高槻駅について
【所在地】大阪府高槻市白梅町1番-1
【乗車人員】63,829人(平成25年度1日平均)
【ホーム】相対式2面(新設部分・1番、6番のりば)
【その他】最長12両編成の列車が停車